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2011年10月24日

愛と全体性の黄金時代への幕開け【コルマンインデックスより】

今回はマヤ暦の終わる日は 2012 年ではなく 2011 年 10 月 28 日だと断言する スエーデン人の医学者、カール・ヨハン・コルマン博士 について紹介したいと 思う。

コルマン博士は、もともとストックホルム大学で Ph.D( 博士号)を取得した 生物学者で、以前はワシントン大学のシニアリサーチャ ーや世界保健機関の 研究員を努めていた経歴があるという。

現在はスウェーデン国立ダーラナ大学で環境工学を教え ているが、1979 年以来 マヤ暦に関心を持ち、1990 年代の初めからもっぱら研究 分野をマヤ暦に絞り、 ネットを中心に数多くのエッセーを発表している事で知 られている。

このようにコルマン博士は、もとは自然科学の研究者で あったというバックグ ラウンドを持つ異色の研究者なのだ。

コルマン博士は独自の研究によってマヤ暦の始まる日付 を見直し、そこから 終わりの日を 2011 年10 月 28 日と割り出したという。

そして、その日付を起点に過去の歴史を研究し、生物の 進化からヨーロッパの 歴史、近年の情報技術の発展までが、一定の秩序で起こ っていたことを証明したのだ。

2008 年のリーマンショックやドルの弱体化を示唆する発 言もしており、 未来予測の精度の高さでも注目を集めていて博士の研究 は欧米の金融関係者を 中心に「コルマン・メソッド」として知られている。

コルマン博士はマヤのピラミッドなどに刻まれているさ まざまな痕跡から、マヤ には 10 億年以上の時間の単位が存在していると考えてい るようである。

だが、 実際の長期暦はこれよりもはるかに長い時間をカバーし ているのではないかと 見ているようだが、実際の長期暦には以下のような 9 つの サイクルが存在して いると解説している。

9 つのサイクルには宇宙的な進化のリズムにしたがって割り当てられたそれぞれ の意味があるとされている。

それぞれ そのサイクルの名称がその期間の意味を表しており、名称はそれぞれのサイクル の特徴を分かりやすくするためにコルマンが便宜上命名 したものである。

さらに、各サイクルはそれぞれ開始時期が異なっている が、しかし、各 9 つの サイクルが終了する日はすべて 2011 年 10 月 28 日なのだと いう。

ちなみに、その期間は時間が経過するごとに極端に短く なってくる。
これは 時間がスパイラル(螺旋状)に進んでいるためだ。

第 1 サイクルCellular(細胞形成)─開始年 164 億年前に開始 =多細胞生物の発生

第 2 サイクル Mammalian(哺乳類)─開始年 8 億 4000 万年前 =哺乳類の発生

第 3 サイクル Family(家族)─開始年 4 千 100 万年前 =社会単位としての家族の発生

第 4 サイクル Tribal(部族)─開始年 2 百万年前 =部族の発生と道具の使用

第 5 サイクル Cultural(文化)─開始年 10 万 200 年前 =農業と宗教の発生

第 6 サイクル National(国家)─開始年 5116 年前 =さらに大きな単位としての国家の形成さらに大きな単位としての国家の形成

第 7 サイクル Planetary(惑星)─開始年西暦 1755 年 =国家の枠を超えた全地球的な意識の形成

第 8 サイクル Galactic(銀河系)─開始日 1999 年 1 月 4 日 =物質を超えた意識の発生

第 9 サイクル Universal(全宇宙)─開始日 2011 年 3 月 9 日 =人類の意識進化の最終局面


コルマン博士が考えるマヤ暦とは、多細胞生物の生成に 始まり、 人類が物質文明と物質的価値観の発展を通過しながら、 最終的には 人間がもともと持っている自らの精神的な存在の姿を具 現してゆく過程のシナリオを具体的にわれわれに伝えてくれるもの なのだ。博士はマヤ暦を「人類と地球と宇宙が一体化した進化プ ロセスの道程表」 として捉えている。その終わりは人類の「進化」の完成 の時であり、決して 世界の終わりとしては捉えていない。

マヤ暦の終わる 2011 年 10 月 28 日の日は、「愛と全体性の黄金時代への 幕開け」と考えていると
博士は語っている。
では、新世界の幕開けまでには何が起こるのか。
さらに 我々はこれから 起こるイベントをどのように捉えればいいのだろうか。
つい先日発表された最新論文で、コルマン博士は「2011 年 3 月 9 日は 統一の波の幕開けの日だ」と説いた。

博士によれば、2011 年 3 月 9 日からは、かねてより説いて きたマヤ暦の 最高段階である第 9 サイクルのボロン・ヨクテ・クーの波 が活動する のだという。

注)ボロン・ヨクテ・クーのそれぞれの9つのサイクル は、7つの昼と 6つの夜の13の期間で構成されている。

これは、ハバ ルトゥンと呼ばれ、 昼と夜の一つの期間が12.6億年続く第1サイクルから 、一つの期間が 18日で終わるウアグアクラハンクと呼ばれる第9サイ クルまですべて同 じである。

これは、ひとつ上のサイクルになると、時間 は20倍加速する ことを示している。
そして2011年10月28日にな ると、9つのサイ クルのすべてのエネルギーが完全な姿で現れるのだ。
こ れこそボロン・ヨク テ・クーの碑文にある「王位の象徴を身につけたボロン ・ヨクテ・クーが 完全な姿で復活する」ということの意味である。
9つすべてのサイクルが同時に終了するので、9つの波 が全体として現れる。

古代マヤやこの時代の人々は宇宙的な力を「神」として 人格化して考えてい たが、現代人はそれを
「9つのエネルギーの波」として 理解していることを 考えると、このような比喩的な説明はなんら不自然ではない。

第 9 サイクルの期間は 234 日間だ。
このサイクルでは、第 8 サイクルまで に達成された進化がさらに加速し、意識の進化が完成する時を迎えるのである。
これまでのサイクルでは、人間の左脳と右脳のどちらか一方だけが強化され たが、第9サイクルでは、左脳と右脳が統一した統合的な 意識を出現させる ためのエネルギーが現れるのである。
これが第 9 サイクルの目的である。

ここでいったん立ち止 まり、我々がいる 「いま」というときについて考えて見るべきだと博士は説く。
命のあるすべての生物、なかでも我々人類は第 8 サイクル まで進化してきた。
そして、いま我々は第 9 サイクルという頂上に達しようと しているのである。

これから始まる第 9 サイクルは、古代マヤ人がいう「ボロン・ヨクテ・クーの完全な姿での復活」であり、それは宇宙的な意識進化の計画の完成なのだと博士は強調する。
第9サイクルの期間は 234 日間だ。

このサイクルでは、第 8 サイクルまでに 達成された進化がさらに加速し、意識の進化が完成する 。
これまでのサイクルでは、人間の左脳と右脳のどちらか一方だけが強化され たが、第 9 サイクルでは、左脳と右脳が統一した統合的な意識を出現させる ためのエネルギーが 現れるのだ。

2011 年 3 月 9 日からは、いよいよ統一意識が出現する過程がはじまる。
したがって、2011 年は他の年とは異なる<特別な年>な のである。
今年は、我々が「宇宙の計画の共同の創造者」となれる かどうかが決められ る最後のチャンスが与えられる重要な年なのだ。

コルマン博士は、新年から動物の大量死に関する報告が 相次いでいるのは 特別な意味があると説いている。

それについて博士は語る。
「動物の大量死は、人類が地球の生態系のバランスを極限まで壊してし まったこと、及びマヤカレンダーの 9 つの波がすべて現れ 、波動が上がっ ていることが原因なのだ」と。

つまり第 9 サイクルでは、「統合意識の出現」でわれわれ のあり方が根本的に 変化してしまうはずなのであり、これこそがまさに宇宙的な計画(=神の計画) なのだと博士は考えている。

「統合意識の出現」を実現するためには、大きな宇宙的 エネルギーが必要になる。
そのための変化が、全世界で起きている動物の大量死に 表れているのだと博士 は説いている。

さらに重ねていうならば、第9サイクルは世界を救ういわば「最後の審判の日」ともなると博士は語っている。

さらに博士によればユニバーサルアンダーワールドのリ ズムは、2011 年 3 月 9 日 からはじまる 9 日間の集中的なエネルギーの上昇と、それ に続く 18 日間(9 日+ 9 日)の集中的な下降期が続き、その後にはまた 18 日間の 上昇期が続くのだと いう。

博士はボロン・ヨクテ・クーの完全な復活を実現し、第 9 サイクルの波が現れ出 るためには、我々はこのリズムに乗るべきなのだと説く 強調している。

なお、博士は 2011 年 3 月 9 日の第 9 サイクルの開始日に、世 界中の人々 に意識を重ね合わせる儀式に参加するように呼びかけて いる。

そして、ユニバーサルアンダーワールドのリズムに合わ せて意識を持つこと が、われわれ一人ひとりがマヤ暦の示唆する「人類の最 終進化」を成就させ ることに繋がるのだと説いている。

つまり、マヤ暦が指し示すこの宇宙の時の流れに乗れな い魂は、「最後の審判」 の波の中で分離することになるのだろう。

つまりこれまでマヤ暦にネガティブな対応している人々 や無関心だった人々、 さらにはいまだ学習が終わらない人やチャネラーやヒー ラーと称する人たちに 頼りきり精神的に自立できていない人々は<魂>の完成 を見ずにおそらく分離 される側に立たざれるに違いない。
その結果は、3 月 9 日から数えて 234 日後にわかる。

3 月 9 日はまもなくやってくる…..。
コルマン博士のマヤ暦の分析を知っただけでも、このメ ルマガの読者 には「人類の最終進化」のチャンスは残されているとい えるだろう。
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コルマンインデックスの基本と第9サイクルの予定表
いよいよコルマンインデックスの最後の段階である第9サイクルに入った。今回、コルマン博士は最新論文をサイトに発表した。

第8サイクルの期間
1999年1月5日~2011年10月28日
この期間に起こるとされていたこと

1)個人の内面的な変化
右脳と左脳の統合に基づくバランスのよい意識の出現で、金、権力、社会的地位などの物質主義的価値観ではなく、自らの存在を深く実感し、一瞬一瞬の生に幸福 を感じることのできる意識の状態が次第に現れる。これをある種のスピリチュアルな覚醒として体験する人々も多く出現する。
一方、それに伴い、個人の内面で抑圧されているトラウマや、金や権力などに執着する自己の古い人格の部分が意識の表層に噴出し、バランスのよい人格へと向けた統合がはじまる。

2)資本主義経済の変質

金融的なテクノロジーを土台に利益の極大化を目標とする金融資本主義は次第に自己崩壊の方向に向かい、反対に、ものの生産やサービスの提供など、人々の実質的なニーズにを中心としたバランスのよい経済へと移行する。

3)米国から中国への主導権のシフト
政治的経済的に、欧米(特にアメリカ)が世界を主導する力が急速に失われる。それにともない、米国主導の国際秩序が次第に破綻し、これとは異なった国家が主 導する国際秩序が出現する。コルマンによればその中心の一つは明らかに中国だ。(ただし、現在の共産党一党独裁の中国とは限らない可能性もある)
第8サイクルで起こったこと。以下のことが第8サイクルで起こった。一見して分かるように、明らかにこの期間で米国の覇権は急速に失墜した。
・1999年3月、コソボ紛争
・2001年9月、9.11同時多発テロ
・2001年10月、アフガン戦争
・2003年3月、イラク侵略戦争
・2007年3月、サブプライムローン破たん
・2008年9月、リーマンショック、金融危機
・2009年~10年 EUの PIIGS
・2010年12月~ 中東の民衆蜂起の拡大

第9サイクルの期間
2011年3月9日~2011年10月28日

この期間の意義
「第 9サイクルの期間は234日だ。このサイクルでは、第8サイクルまでに達成された進化がさらに加速し、意識の進化が完成する。これまでのサイクルでは、人間の左脳と右脳のどちらか一方だけが強化されたが、第9サイクルでは、左脳と右脳が統一した統合的な意識を出現させるためのエネルギーが現れるのだ」

第9サイクルの予定表
ちなみに、ミッドポイントにはその期間のエネルギーがもっとも強くなるとされる。
  
第一の昼(種まき)
3月9日~3月26日
ミッドポイント 3月17日~18日 

第一の夜
3月27日~4月13日
ミッドポイント 4月4日~5日

第二の昼(発芽)
4月14日~5月1日 
ミッドポイント 4月22日~23日

第二の夜(反作用)
5月2日~5月19日
ミッドポイント 5月10日~11日

第三の昼(萌芽)
5月20日~6月6日
ミッドポイント 5月28日~29日

第三の夜
6月7日~6月24日
ミッドポイント 6月15日~16日

第四の昼(葉の形成)
6月25日~7月12日 
ミッドポイント 7月3日~4日

第四の夜
7月13日~7月30日
ミッドポイント 7月21日~22日

第五の昼(つぼみの生長)
7月31日~8月17日 
ミッドポイント 8月8日~9日

第五の夜(破壊)
8月18日~9月4日
ミッドポイント 8月26日~27日

第六の昼(開花)  
9月5日~9月22日
ミッドポイント 9月13日~14日

第六の夜
9月23日~10月10日
ミッドポイント 10月1日~2日

第七の昼(結実)
10月11日~1 0月28日
ミッドポイント 10月19日~20日

いよいよである。とりあえず、3月11日からが大きな転換点になる可能性がある。

以上、この記事は 2011 年 3 月 9 日 UP されている。↓

ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだより転載


すでに2000年から、コルマン博士はコルマンインデックスが実現する長期の傾向を一貫して主張し続けていた。それらの主なものは以下である。

意識の変化

1)将来の計画を志向する目的合理的な行動が希薄になり、生きている「いま」に最大の幸福を感じる意識に変化する。

2)物欲や他者の支配を欲する権力欲が衰退し、人間関係に最大限の喜びを見いだす意識状態になる。

3)競争で勝利し、権力を追い求める強い自我を持った権力型の人格から、多くの人を対話で説得できる対話型の人格へと変化する。


社会システムの変化

4)ピラミッド型の階層構造やそうした構造に基づく権力型の組織が崩壊し、メンバーの協調によるフラットなネットワークの組織が社会のあらゆる側面を担うようになってゆく。

5)無限の物欲の再生産と、無理な成長を強いる消費社会から、社会の実質的な必要性に基づいて生産する実質的な経済へと移行する。

6)根拠のない幻想的な価値に基づく金融資本主義から、必要なものとサービスの生産を中心とした実体経済に移行する。

7)第6意識に基づいた古い社会集団への帰属意識の衰退と、国家の弱体化と消滅に向かう流れが出現する。


思想の変化

8)特定の民族のアイデンティティーに過度に固執する民族意識や国家主義が衰退し、普遍的な人類意識が出現する。

9)左翼と右翼、保守と革新というように二極に分化した見方から、どんな対立した見方にも共通点を見いだし、対立を統合する総合的な知へと移行する。

以上である。

いま行われているウォール街占拠運動のスローガンが「金融資本主義が放棄されるまでウォール街の占拠を続ける」としているのは、まさにコルマンインデックスの長期傾向が実現しているようにも見え、非常に興味深い。

コルマン博士の最新論文全訳
10月3日、コルマン博士は最新論文「マヤカレンダーの終わり、太陽フレアと地球変動」を発表した。いつものように「目的ある宇宙」の翻訳チームのキクチさんより翻訳をいただいた。翻訳を提供いただいたキクチさんには心より感謝する。以前の筆者の翻訳と統一させるため、若干用語を直した。
上で解説したコルマンインデックスの長期傾向を念頭に置いて読むと興味深いはずだ。

マヤカレンダーの終わり、太陽フレアと地球変動

コ スミックコンバージェンスのセレモニーを終えて、今では、全ての創造の進化計画が完了するまでの時間は(あるいは少なくとも最高段階が達成されるまで に)、一つの「夜」に満たない期間とと一つの「昼」を残すだけになった。預言されていた通りに、第9サイクルは、その他の(第1~8の)波とともに、マヤ カレンダーが2011年10月28日に近づくにつれて、途方もない周波数の高まりをもたらした。このことは多くの人々が個人的に経験しているが、世界の大 部分を覆っている政治的・経済的カオスの拡がりからも容易に見て取れる。現在の不安定さは、実際に起こっている事柄ばかりでなく、現象や変化の受け止め方 と報告のされ方が絶え間なく揺れ動いていることにも明瞭に現れている。

たとえば、ギリシャはある日破産状態だと伝えられ一方、トロイカ(訳注:EU、IMF、ECB)の援助で十分に持ちこたえるとも言われ、その翌日には再び破産していると言われている。カダフィ体制は崩壊したと伝えられる一方、戦闘が 続いているとも言われ、翌日には再び崩壊したと言われている。

現在の不確実な世界では、インターネット上の新しいメディアによるニュース の解釈が、ギャップを埋める試みによって、しばしば差し迫っているカタストロフィについての全体的な確実性を語っている。そこでは、時にはエレニン彗星が 地震を引き起こし世界を破滅させると言われ、次にエレニンは存在しないと言われ、そして再びエレニンが戻ってきている(それとも、それはプラネット X のこ とだろうか?)。

何であれ、どんなに狂わしく不自然な代物でも、ユーチューブでは生真面目な視聴者を獲得し、あたかも深刻な情報であるかのように扱われて いるのだ。このようにして、世界の不安定さに、さらに情報のカオスが加わって、多くの人々にとっては、もはや誰を信じ何を信じればいいのか分からなくなっ ていることだろう。

人々が、世界が磨り潰されていくという認識を持ってしまった心理的な枠組みは、実際に起こっている出来事の推移とともに、私たちの時代 の表象なのだ。また、心理的な認識の意味深さをまったく拒絶する人々がいることも確かだ。

この浸食は、私たちの思考方法に、新しい局面と ラディカルなシフトのための基盤を準備した。そして、世界の大半は、第9サイクルによって、過去のバランスを振るい落とされたという事実の認識と受容へと 向かわせた。これらの全ての背後には、何かしら未知で劇的なことが起ころうとしていることへの神経質な期待があるのかもしれない。多くの人々が、心の内で この期待を極めてネガティヴに捉えているのは、驚くには当たらない。

結局のところ、第9サイクルが展開していく様相は、本質的には黙示録16章を使って予 言することができるのだ。そこでは、古い世界の構造が7日間でほとんど破壊されるのだ。このようにして、古い発展のルートは次々に塞がれ、現在の文明が行 き詰まる経験が広まり、その代替策はまだ見えてこない。このように、第9サイクルが作り出した新しいものは、ごく少ないのである。多くの人々が内面でワン ネスの覚醒を経験している一方で、その外への表出は極めて周辺的な部分に留まっているのである。

現在の世界を浸食するものの一つとして、私は比 較的早くから、第9サイクル第5昼が経済の下降をもたらすエネルギーになるだろうと予言したが、これは全く正確なものだった(そして、経済は、人々が互い にどのように関係し合うかを映し出す最良の鏡なのだ。) 事実、この時からいわゆる”市場”が世界的な債務危機に見舞われ始め、第9サイクルのシフトポイ ントが訪れるごとにこの危機は深まっている。長引く危機の性質は、世界の政治経済システムが崩壊に向かっているという事実を変えるものではないし、崩壊を 回避できる兆候はない。アメリカやドイツなど主要国の成長は止まってしまったし(ギリシャやイタリアは論外である)、そのために、実際には債務支払のため のあらゆる試みが塞がれているのだ。

経済下降によって、より多く課税してくれという超富裕層の合唱や、中国がイタリアやユーロ諸国を支えるために国債を購入する可能性などの驚くべき現象が現れた。私には、これらのうちのどれか一つでも実現するとは思えないし、支配者たちもトリックの種が尽 きたように感じられる。行き詰まりにもかかわらず、世界中のほとんどのところでは、おそらく人々の生活はこれまでと変わっていないだろう。このように、多 くの人々が期待しあるいは恐れている崩壊を促進させるに足りるほど強い現象はまだ起こっていない。それは、10月11~28日にかけての第9サイクル第7 昼に持ち越されるように思われる。もしそうであるなら、カレンダーが終わるときは、極めて顕著な断絶が起こるだろう。

私たちが今目撃して いるのは、いつのも景気後退ではなく、世界資本主義の終焉なのだ。そしてアメリカで起こっている”ウォールストリート”への抗議運動が、これを端的に示し ているだろう。しかしながら、古いシステムが生き延びている限り、それに代わる新しい世界が本当に始まることはない、という印象を持つ人もいるだろう。

そのようになるためには、現在の二元論に基づく権力構造のために作られた法体系とあまりに多くの衝突を経なければならないし、そして完全な崩壊が起こった後でのみ、たいていの人は、新しい生き方の創造に情熱を燃やし、政治と経済の領域にも関係するだろう。また注意すべきは、このような新しい世界の誕生を妨げ るために、崩壊が起こったときに、権力者たちはそれが一時的な経済下降にすぎないように見せかけるだろうことだ。

統合意識へ向けた進化を表しているマヤカ レンダーの視点を持たない人々は、そのような幻想に支配されてしまうことだろう。そして、このことはカレンダーが2012年12月21日に終わると信じる ことの危険性を際立たせる。それは古いシステムの復活を望む人々の手の内に落ちるようなものだ。

政治経済上の混迷に加えて、第9サイクル では多くの種類の自然災害が激しさを増している。それは、時には、以前には決して見られなかった激しさになっている。自然災害に大きな関心が持たれるようになり、インターネットでは大災害に熱中するジャンルを生み出した。そこでは、自然災害の情報が飛び交っているが、そのような災害がなぜ今起こっているの かは、理解もされず説明もされていない。それらの災害は、太陽フレア、彗星、地震、洪水、熱波、強風を含むが、その多くは第9サイクルになって頻発してい るのだ。

洪水、熱波、寒波、強風などの自然災害は、部分的には人類が気候に与えた影響によって強化されているが、地震現象についてはそう ではない。それは私たちが引き起こしたり操作したりすることはできないものだ。

これは、いわゆる地球変動についても当てはまる。異常な海岸線を作り出すな どの地球変動は、もともとエドガー・ケイシーによってその発生を予言されたが、ケイシーの発生時期を1958~98年とする部分は誤っていた。現在では大 きな関心が集まっていることから、地球変動が宇宙計画の一部分で、マヤカレンダーを使って予言できるかどうか検討してみるのが適切だろう。「マヤカレンダーと意識変容(2004)」の中で、私は次のように述べている。

「宇宙で現在進行している意識における周波数の高まりの結果として、少なくともいくらか の小規模な地球変動は起こるかも知れない。しかし、まさに地球変動が創造の最終段階の目的であるという最後の審判の見方を作り出すために、原因と結果を逆 転させることは支持できない。起こりうるどのような物理的結果も、意識フィールドで起こる変化の副産物としてのみ捉えられるべきなのだ・・・」 そして、 私は、これは今でも正しく、重要であると考えている。

なぜならば、第9サイクルの周波数の高まりは、全宇宙、銀河系、太陽系、惑星、人間などの宇宙のさま ざまなレベルで同時に作用しており、私たちはそれらの全ての表れを観察する期待を持っているのだ。だが、全宇宙や銀河系レベルでの表れを研究するのは困難かも知れないが、太陽レベルではそれは可能だ。フレアによって太陽への関心は高まっている。第9サイクルで起きた太陽フレアの中で最大級のものを、以下に まとめてみる。これはマヤカレンダーと関係があるのだろうか?

これは、長期間にわたる観測データの蓄積と解析を必要とする複雑な問題だ が、そのようなデータは存在しない。それでも、上のリストに見られる、3月9日の第9サイクルの開始と、第5昼、第6昼の開始時に大規模なフレアが発生し ているのは注目に値するだろう。これらのフレアとマヤカレンダーの第9サイクルにつながりがあると仮定していいだろう。

たとえ太陽活動の活発化が通常の太 陽周期の一部分だと予想されたとしても、現在の活動が数年間遅れているのは予測されなかったことで、そして、まさに今、第9サイクルとの同調性がはっきり したのだ。もしこれが正しいとしたら、マヤカレンダーの終わりに向けて(10月11日から第7昼が始まる)、太陽フレアの活発化が予想されるのだ。

私 たち自身の惑星の地震活動を取り上げてみれば、私が「The Purposeful Universe」で検討したように、マヤカレンダーとの関連はよりはっきりしている。大陸移動は哺乳類アンダーワールドの惑星生命樹から発せられるパル スが原因になっており、大陸移動(プレートテクトニクスとも呼ばれる)はあらゆる地震と火山噴火の原因なのだ。

今はカレンダーの終わりに差しかかっている のだから、グローバルブレインである地球の大陸構造もまさに完成され、それが地殻の安定性に影響するのではないかと問うことになるだろう。もしそうであるとしたら、最近の地震活動の増大は、地球内核が宇宙生命樹からの新しい統合意識の伝達を受けるために微調整された事実に由来することになる。

そのような微調整は、地表に住む私たちにとっては、とりわけ”重大な(fine)”経験であり、極めて劇的な結果になるだろう。それでも、それらは目的を持った計画の 一部分であると理解することが大切なのだ。

これが、今のこの時に地震活動が増大しているのか(その増大は日本の地震と津波を通して第9サ イクルの種が播かれたときに明らかになったが)についての、私が知る限り唯一の納得のいく説明なのである。現在の地震活動の増大は、言い換えれば、カレン ダーが終わりに近づいているためなのだ。このことが不確かであっても、私自身は、カレンダーが終わるときには、地震に対して安全な場所にいたいと思っている。

本稿は、2011年10月28日にマヤカレンダーが終わる前の、私の最後の発信になるかもしれないので、この”終わり”が何を意味す るのかを検討し、そしてもちろんこれまでに検討されてきた質問も取り上げたい。私の基本的な答えは、宇宙が最高の量子状態に到達し、9階層のピラミッドの頂点において、生命のための新しいステージを創造する、ということだ。カレンダーが終わると新しいサイクルが始まると一般的に考えられているが、誤りである。

なぜならば、まず、終わりになるのは(循環する)サイクルではなく、9つの、方向性を持った直線的な進化の波なのである。預言的なマヤカレンダーシス テムの中でサイクルと呼べるものは、260日のツォルキンだけであり、終わりになるサイクルはツォルキンだけなのだ。それでも、このサイクルが創造エネル ギーのマトリックスとして、そして日文字との個人的な共鳴のマトリックスとして重要であるとしても、それは大スケールの宇宙の進化や宇宙意識の進化を駆動 する役割は持っていないのだから。

このことを心にとめて、私は宇宙が最高状態を達成した後の3つの可能性を考えてみたい。第1に最も劇的 な可能性は、ツォルキンのサイクルと同じく全ての波が終わることだ。これは、私たちの生活や行動のエネルギー的な規制が未来に向かって突然終わることを意 味し、一種のフリーダムショックをもたらすだろう。人生は、完全に瞬間瞬間だけを生きることになり、それぞれの瞬間がすなわち永遠であり、それは他の瞬間 との組織的な繋がりを持たない。

第2の可能性は、これは私が最近思索しているものだが、9つの波はその進化プロセスを達成して終了するが、ツォルキンはい くらかのエネルギー的なバックグラウンドのヴァリエーションを作り出すために継続する、というものだ。ここでは、私たちの進化を方向づける波はなくなって 瞬間瞬間に生きていくが、ツォルキンの日々のエネルギー変化が、完全な無時間の経験を妨げるのである。

第三の可能性は、ツォルキンだけなく、9つの創造 の波(アンダーワールド)も無限定に続いていき、ピークとデップも13に限定されないというものだ。これは、やはり、私たちがもはや趣旨から成熟した果実 へと方向付けられたプロセスに縛られることはないが、永遠の現在をいきるということを意味しない。むしろ、現在私たちの進化を駆動している全ての波は、統 合意識を達成した後も、終わることなく継続していく、というものだ。

後者の見方は、古代のパレンケの遺跡に残されているように思われる。 なぜなら、そこでは、予言的とは考えられないにもかかわらず、カレンダーの日付が遠い未来まで言及されているのだ。いまのところ、カレンダーが終わった後 に、3つの可能性のどれが実現するのかは確実なことは言えない。だが、いずれにしても、私たちの生の経験に根本的な不連続性と、全面的とは言えないとして も重大な変容をもたらすだろう。

3つの可能性のどれもが、方向付けられた進化の終わりと自由の実現を意味するのだ。ネガティヴな前兆が同時に現れている現 在の状況にもかかわらず、おそらくは、未来からの”呼びかけ”を耳にしているために、おびただしい数の人々が、まさにこのときに本来の故郷に帰り、まさに あるべき姿の人生を楽しみ始めているのだ。つまるところ、おそらくは統合意識へのシフトが進行していて、宇宙は、私たちが本来の存在に戻っていくことを許 し始めているのだ。
以上である。

ハンク・ウエスルマン博士の最新ベストセラー、「神霊の世界に覚醒して」

最後のテーマにゆく。このブログでも何度か告知した、人類学者でシャーマンのハンク・ウエスルマン博士の最新ベストセラー、「神霊の世界に覚醒して」の翻訳が完成に近づいてきた。時間があまりにないので、翻訳は大手外資系に勤務する筆者の生徒さんに全面的に手伝ってもらった。まだ出版の期日は決まっていないが、以下のタイトルでシャーマントレーニングCD付きで出版されるはずだ。

「神霊の世界に覚醒して期待以上にすばらしい本であった。いままさに起ころうとしている意識変化の方向性をはっきり示した本になっている。

今回はその第14章の一部を紹介する。上のコルマン博士の論文の内容と実によくシンクロしている。お読みいただきたい。

14章 変容してゆく社会
マヤ族やインカ族やホピ族などが世界の終わりだと予言している2012年について、それを気にする本が過剰なまでに出版されている。これは現在の時代のサイクルが終わりに近付いていることに多くの人が気付いてきていることの反映でもある。

時代のサイクル
今起こっているこの意識の変容(一部の個人だけではなく、コミュニティの意識が変容していること)を、新しい文化的な再興と人類学者は呼ぶかもしれない。
歴 史学者のリチャード・セリンは、西洋文明は直線的に発展することに躍起になってきたという考え方は、実は思い違いだと著作の中で語っている。知的なトレン ドに埋め込まれたそれぞれの時代精神は、あるサイクルで規則的に再び現れるので、サイクル的であって直線的な進歩ではないというのだ。

ウエスルマン教授によると、旧石器時代のはじめから終わりまで、つまり約42000年前から約11000年前までが、この変容するサイクルの最初の時代だっ たという。「今日の未開の部族の人々の世界観と比べると、新石器時代の壁画からわかるのは、当時の人々の信仰はアニミズム的(あらゆるものに生命あるいは 精霊が宿っていると認める考え方)であり、生命あるものも無いものも、それ自身の超自然的な魂というエッセンスを持ち合わせていると考えられていました。

すべてのものは大自然に内在する英知を備えていることに人間は気付いており、人間もその当時には大自然の英知と深い関係にありました。この原始的なスピリ チュアル性は、石器時代に生きていた祖先から現代の私たちにも受け継がれている。当時は自然が神であり、信仰をしている人がシャーマンでした。

第 二サイクル時代は新石器時代であり、約11000年前から4000年ほど続きました。この時代は旧石器時代の後、狩猟と採集以外の暮らし方をみつけた時代 です。稲作などの農業や、家畜を飼うことにより生計を立て始めました。村をつくって集まって住んでいました。(訳者注:日本では縄文時代の一部に当た る。)

第二サイクル時代でも、信仰を行っていたのはシャーマンに違いありません。自然の全ては、生き物でも石のような無機物でも、生命を 宿していると考えられていました。しかし第一サイクルとは明らかな違いもあります。彫刻などで妊娠中の女性が描かれていることです。(訳者注:土偶のこ と)妊娠中の女性の原型を崇めるという考えが突出しており、それこそが新石器時代にスピリチュアル的にフォーカスが当たっていたことなのです。

約 5000年前、紀元前3000年ごろに、メソポタミア地方にシュメール人が文明社会を築いたのが第3サイクルの始まりです。この時代には多神教という新し いスピリチュアル思想が出現しました。

数多くの神や女神が自然の上に君臨していると考えられていました。(訳者注:天照大神、イザナギ、イザナミなどが登 場する日本神話は、8世紀に編纂された古事記や日本書紀に書かれている。数多くの神々が登場する日本神話は、この第3サイクル時代における信仰の日本版と 理解してよいと思う。)
これ以前には、位の高い神とか女神といった概念はなかったと思われます。異論がある評論家もいる
かもしれませんが。これは階層的な 宇宙観であり、当時の文明が階級的であるために人間自身への見方が変ったことを反映しています。

3000年ほど続いたと思われるこの第3サイクルでは、階級の概念がある信仰が出現しました。僧侶と呼ぶべき官僚的な人々が、始めて信仰を専門的に行ったのです。

位の高い神々は、超自然的な意味で人間心理の側面をシンボル化したものであり、同時に自然世界の様々な力や側面をイデオロジカルな意味で象徴しています。例 えば、ギリシャ神話の天の神であるゼウスは、稲妻などの閃光のエレメントの力を象徴しています。ゼウスの兄のポセイドンは海の神であり、ゼウスの娘のアテ ナは頭脳明晰で知恵と理性の女神であり、闘いの女神でもあります。

ローマ時代には、ゼウスはジュピター、ポセイドンはネプチューン、アテナはミナルヴァと呼ばれました。ローマ帝国が2000年ほど昔に滅びて、第3サイクル時代が終わりました。

第 4サイクル時代では、新しい信仰が誕生しました。一神教です。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教では、あるとき唯一の偉大なる神が、宇宙と全てを創造した と考えられています。その時に創造された天使や大天使や聖人や預言者は、唯一の絶対神より下の位である。再度強調すると、こういった宗教観は当時の人間社 会の変化を反映しています。人間社会がより中央集権化され、より階級化されて、王や皇帝がトップに君臨するという形に変ったことが、超自然的なものへ認識 も変化させたのです。

アラーやヤハヴェなど呼び名は複数あるが、一神教は唯一の絶対神が超自然を支配すると考えてきました。そしてこれが、この2000年ほど西洋世界で続いている信仰なのです。

第4サイクル時代は比較的長い神政政治的なフェイズから始まり、社会は宗教的な教義に大きく依存していました。真実は一神教の絶対神の思し召しによって決められており、その絶対神を信仰することは政治的な目的を持った官僚的な僧侶らによって取り行われていた、とセリン氏は言います。

ロー マ時代から18世紀でヨーロッパで起こった啓蒙運動(訳者注:特にフランスで著しかった、宗教を脱して科学と知識により生活改善を目指すことを啓蒙する運 動)までの約1400年間、こうして一神教は『運用』されていたのです。西洋歴史についての知識人であれば、反論はないでしょう。

この時 代のマインドは、ここで大きく変わります。ギルドと呼ばれた中世の同職組合が現在の企業社会のインフラとなったように、科学と主知主義がこの第4サイクル 世代のセカンドステージの始まりとなりました。真実は科学と言う新しい神話によって再定義され、信仰は全般的に権威を失いました。科学的合理主義によって 支配されたこのセカンドステージは、今まで約300年間続いてきています。(本章の冒頭で述べられたように)スピリチュアル的な覚醒が現在起こってきてい ることは、このフェイズは終わりに近付いていることを示唆しています。

今は第4サイクル時代の最終ステージであるサード・ステージに向かっていると、セリン氏は主張しています。これはスピリチュアルなフェイズであり、セカンド・ステージを超えるために、科学とスピリチュアル性が統合されてゆくのです。

今 起こっている変容が一時的な気紛れではないことは、無視できない数の人々がこの変容を感じていることが証明しています。と言うよりも、この広範な社会現象 は、真正な『変容した社会』が誕生していることを布告しています。その変容した人々の信条や価値観やトレンドが、西洋社会の文化規範を既に変え始めています。

神霊世界に覚醒する方法

過去10年間 (2000年から2010年)、現代版シャーマニズムの実践者でありトム・コーワンは、量子力学などの新しい物理学が発見したことには勇気づけられてき た。物理学上の発見が、量子論の世界と神霊世界への覚醒の両方で、新しい用語を必要としてきたことを説明する。

「今日では多くの宗教的な信条が疑われた結果、現代の世界観と比べて不十分であると言われます。そのような中で、生物学や物理学のように全く違う分野における宇宙観と、自分の宇宙観が一致すると、いつも安心します。

量子の世界を語るには今の用語では不十分だと言われてきました。同じことが、スピリチュアル世界にも言えます。新しい言語がないと表現しきれないのです。言 語自体はツールなので、意味も使われ方も絶えず変化してゆくものです。可変的でいろいろな解釈が可能な用語がもし必要とされるならば、あるいは意味すらも まだ与えられていない用語が必要ならば、私たちはそういった用語を新しく創ることもできるのです。ということは、私たちがスピリチュアル世界などの未知の 世界を理解するため
には、それを記述するための言語を私たちのクリエイティブなイマジネーションが創り出せるかどうかにかかっているとも言えるのです。

私 たちのスピリチュアルな信条が宇宙誕生の時からの精神性に基づくものならば、ミステリアスで説明のつかないものを味わって楽しめるはずです。そして人類初 期のスピリチュアルな信条とは、私の知る限りでは『大自然の力』そのものだったのです。『大自然の力』は聖なる神的なものだと考えられていました。太古の 昔には、『大自然の力』がどうなっているかなどを科学的に説明できる人がいなかった事も理由です。今日では台風や稲妻や電気などの現象の奥にある物理学的 な知識はありますが、幾分はミステリーとして残されたままです。これらの力は人類にはコントロール出来ないこともあって、これらを理解するためには人類の クリエイティブなイマジネーションが必要なのです。

その昔アリストテレスは、「イマジネーションは魂が使う言語であり、人類のスピリチュ アリティを説明できる言語である。」といました。つまり、イマジネーションは魂のクリエイティブな領域に見られるものなのです。ですから自分を大宇宙と、 また自分自身の内面世界と繋げるために、新しい言語が必要だと思うのです。

以上である。

いま我々は歴史的な大激動期と、意識や価値観の根本的な変化の渦中にいる。コルマン博士の最新論
文とウエスルマン博士の本はこの動きを如実に表している。

以上ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだより転載 2011 年 10 月 11 日分



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Posted by yacco369-内藤康子 at 09:03│Comments(0)お勧めブログ
 
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