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2011年12月13日
まさに夢の生活! 15年間お金を使わずに生活するって!?
皆様、ご無沙汰しております!
本当に毎日、バタバタと時間は過ぎていくものですね。
あっという間に、年末です。。。
みなさんにとっても大きな変化の一年だったと思いますが
私にとっても故郷の宮城県が震災にあって。。。
言葉では言い尽くせないほど大きな気付きを頂いた1年でした。
今月に入ってまた地震の頻度も高くなり、福島の原発問題も収束せず、世界的には欧州の経済もいつ破綻してもおかしくない、中東では第三次世界大戦が実は水面下で進行しているなどの噂もあり、不安材料が多いから時だからこそ、逆にそれがきっかけで、今ままで夢見がちな生活を見直すきっかけとなり、目を覚ました人と少なからず。
今日は、こんな事になる前に早々と目覚めて、15年もお金を使わずに生活をエンジョイしているというドイツ人女性をご紹介いたします。
15年もお金を使わずにこんなに美しい笑顔で溌剌と生きることができるんですよね。
きっと私たちの今後のライフスタイルのモデルとなるでしょう。
楽しみです!
------------------------------------------
ドイツのとある女性の生き様が、現地メディアで取り上げられ、注目を集めている。彼女はこれまで15年間、お金を一切使わずに生活しているというのだ。しかし、彼女はホームレスではなく、衣食住に不自由なく暮らしているという。
また2冊の著書を出し、彼女の生き様はドキュメンタリー映画にもなっているのだ。では一体、どのように暮らしているのだろうか? どうやら彼女の生き方には、さまざまな知恵と工夫があるようだ。
お金を使わずに生きる女性、ハイデマリー・シュヴァルマーさん(69歳)の人生は、決して楽な歩みではなかった。東プロイセン(現在はポーランド、ロシア、リトアニアが分割統治)で生まれた彼女は、第二次世界大戦後に家族と共にドイツに難民として移住した。大人になり20年間教師として務めた後に、精神科医として働くこととなった。
学校教師として働いている間に結婚し、2人の子どもを設ける。しかし、夫との関係がうまく行かずに離婚し、女で1人で子どもたちを育てることとなる。
そんな彼女の人生に大きな変化が訪れる。1989年、2人の子どもを連れてドルトムント市に引っ越したときのこと、彼女は多くのホームレスの姿を目の当たりにし、衝撃を受けた。彼らのために何かできないかと思案した末に、1994年「譲り合いセンター(Give and take central)」を設立する。
これは、お金を使わずに価値を交換する施設である。たとえば、古着を台所用品と交換できたり、車に関するサービスを提供する見返りに、配管サービスを受けられたりなど、価値と価値を交換することができるのだ。この施設は、数多くの失業者の助けとなり、彼女のアイディアを真似した施設が、ドイツに多数誕生した。
お金にはならなくても、知恵や技術を持ち合わせた人が集まることにより、お互いを助け合うコミュニティが形成されたのだ。
この成果から、彼女は暮らしていくのに、「お金」は本当に必要なのだろうか? と疑問を抱くこととなった。自分が欲しいもののために、相手に貢献することこそ、本当の仕事だと理解したのだ。
そして、お金のためだけに働くことが、精神的・肉体的に苦痛を伴うとはっきりわかり、施設設立から2年後に仕事を辞めることなる。さらに、子どもが大きくなり家を出て行くと、不要なものはすべて廃棄、アパートさえも引き払ったのだ。
お金を手放し、仕事を手放し、家さえも手放した彼女。しかし暮らしていくのにはまったく困ることのない、自由な生き方を手に入れたのである。当初は1年間だけの実験であったはずが、すでに15年間も続けている。
彼女が暮らしていけるのは、「譲り合いセンター」があるおかげだった。ここに物々交換所であるだけでなく、宿泊施設も備えていた。さまざまな雑用をこなせば、寝泊りすることができる。また、彼女を迎えてくれる家庭も少なくない。というのも、施設を作ったおかげで失業者たちは自らの技能を活用できるようになり、また出版したおかげで、豊かな生活を送れる人が増えたのだ。彼女に感謝している人の数は計り知れない。
そして何より、彼女自身働き者だった。家事はもちろんのこと、雑用でも何でもしっかりとこなしてくれる。一晩泊めるだけで家中のことがはかどるのは、主婦にとって有難いことであった。自分が働けば働くほど、喜ぶ人が増え、欲しいものが手に入る。そうして彼女は、お金を稼ぐことでは味わえなかった豊かさを得たのだ。
そんな彼女は普段、スーツケース1個で生活している。必要なものはそれだけ。緊急時のために200ポンド(約2万2000円)を蓄えている以外は、すべてのお金を寄付している。著書やドキュメンタリー映画の売り上げもすべて寄付しているそうだ。
1つだけ問題があるとすれば、それは健康保険を支払っていないため、病院に行けないことだ。病気やけがの心配があるのだが、彼女は自然治癒力で、治すと豪語している。
夢のような暮らしぶりなのだが、慣れるまでは随分苦労したに違いない。いずれにしても、いろいろな欲求をコントロールできない限り、彼女のように生きて行くのは難しいのではないだろうか。
転載元
本当に毎日、バタバタと時間は過ぎていくものですね。
あっという間に、年末です。。。
みなさんにとっても大きな変化の一年だったと思いますが
私にとっても故郷の宮城県が震災にあって。。。
言葉では言い尽くせないほど大きな気付きを頂いた1年でした。
今月に入ってまた地震の頻度も高くなり、福島の原発問題も収束せず、世界的には欧州の経済もいつ破綻してもおかしくない、中東では第三次世界大戦が実は水面下で進行しているなどの噂もあり、不安材料が多いから時だからこそ、逆にそれがきっかけで、今ままで夢見がちな生活を見直すきっかけとなり、目を覚ました人と少なからず。
今日は、こんな事になる前に早々と目覚めて、15年もお金を使わずに生活をエンジョイしているというドイツ人女性をご紹介いたします。
15年もお金を使わずにこんなに美しい笑顔で溌剌と生きることができるんですよね。
きっと私たちの今後のライフスタイルのモデルとなるでしょう。
楽しみです!
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ドイツのとある女性の生き様が、現地メディアで取り上げられ、注目を集めている。彼女はこれまで15年間、お金を一切使わずに生活しているというのだ。しかし、彼女はホームレスではなく、衣食住に不自由なく暮らしているという。
また2冊の著書を出し、彼女の生き様はドキュメンタリー映画にもなっているのだ。では一体、どのように暮らしているのだろうか? どうやら彼女の生き方には、さまざまな知恵と工夫があるようだ。
お金を使わずに生きる女性、ハイデマリー・シュヴァルマーさん(69歳)の人生は、決して楽な歩みではなかった。東プロイセン(現在はポーランド、ロシア、リトアニアが分割統治)で生まれた彼女は、第二次世界大戦後に家族と共にドイツに難民として移住した。大人になり20年間教師として務めた後に、精神科医として働くこととなった。
学校教師として働いている間に結婚し、2人の子どもを設ける。しかし、夫との関係がうまく行かずに離婚し、女で1人で子どもたちを育てることとなる。
そんな彼女の人生に大きな変化が訪れる。1989年、2人の子どもを連れてドルトムント市に引っ越したときのこと、彼女は多くのホームレスの姿を目の当たりにし、衝撃を受けた。彼らのために何かできないかと思案した末に、1994年「譲り合いセンター(Give and take central)」を設立する。
これは、お金を使わずに価値を交換する施設である。たとえば、古着を台所用品と交換できたり、車に関するサービスを提供する見返りに、配管サービスを受けられたりなど、価値と価値を交換することができるのだ。この施設は、数多くの失業者の助けとなり、彼女のアイディアを真似した施設が、ドイツに多数誕生した。
お金にはならなくても、知恵や技術を持ち合わせた人が集まることにより、お互いを助け合うコミュニティが形成されたのだ。
この成果から、彼女は暮らしていくのに、「お金」は本当に必要なのだろうか? と疑問を抱くこととなった。自分が欲しいもののために、相手に貢献することこそ、本当の仕事だと理解したのだ。
そして、お金のためだけに働くことが、精神的・肉体的に苦痛を伴うとはっきりわかり、施設設立から2年後に仕事を辞めることなる。さらに、子どもが大きくなり家を出て行くと、不要なものはすべて廃棄、アパートさえも引き払ったのだ。
お金を手放し、仕事を手放し、家さえも手放した彼女。しかし暮らしていくのにはまったく困ることのない、自由な生き方を手に入れたのである。当初は1年間だけの実験であったはずが、すでに15年間も続けている。
彼女が暮らしていけるのは、「譲り合いセンター」があるおかげだった。ここに物々交換所であるだけでなく、宿泊施設も備えていた。さまざまな雑用をこなせば、寝泊りすることができる。また、彼女を迎えてくれる家庭も少なくない。というのも、施設を作ったおかげで失業者たちは自らの技能を活用できるようになり、また出版したおかげで、豊かな生活を送れる人が増えたのだ。彼女に感謝している人の数は計り知れない。
そして何より、彼女自身働き者だった。家事はもちろんのこと、雑用でも何でもしっかりとこなしてくれる。一晩泊めるだけで家中のことがはかどるのは、主婦にとって有難いことであった。自分が働けば働くほど、喜ぶ人が増え、欲しいものが手に入る。そうして彼女は、お金を稼ぐことでは味わえなかった豊かさを得たのだ。
そんな彼女は普段、スーツケース1個で生活している。必要なものはそれだけ。緊急時のために200ポンド(約2万2000円)を蓄えている以外は、すべてのお金を寄付している。著書やドキュメンタリー映画の売り上げもすべて寄付しているそうだ。
1つだけ問題があるとすれば、それは健康保険を支払っていないため、病院に行けないことだ。病気やけがの心配があるのだが、彼女は自然治癒力で、治すと豪語している。
夢のような暮らしぶりなのだが、慣れるまでは随分苦労したに違いない。いずれにしても、いろいろな欲求をコントロールできない限り、彼女のように生きて行くのは難しいのではないだろうか。
転載元
2011年09月12日
ダークサイドからの独立宣言
皆様、ご無沙汰しておりました。
久しぶりの更新です。
昨日は、9.11から10年、3.11から半年という節目の日でした。
私たちはここの二つの大きな出来事からいったい何を学んだでしょう?
テロの脅威でしょうか?
それとも地震や津波の怖さでしょうか?
原発はいらないということでしょうか?
私は昔、こう考えたことがあります。
自分のストレス⇒家族のストレス⇒学校や会社へのストレス⇒政治、政府へのストレス⇒国へのストレス⇒他国へのストレス⇒戦争⇒地球のストレス⇒自分のストレス
こうやってストレスとは水のように循環していくものではないのか?
では、ストレスとは何か?
その根本は恐れです。
人間誰しも自分の心の中に恐れを持っています。
過去からの後悔、そして期待からくる未来への不安など。
そして支配者層は巧みに、私たちにある恐れの感情を利用します。
今よりもっと上に行くには、学力やお金や権力が必要なんだと。
今のままではダメだ!足りないだろう?
他人からもっとよく思われたいだろう?
もっとエネルギーを!もっと、もっと、もっと。
奪え!心のエネルギーを。家族から、他人から、他国から。
心の中にあった小さな恐れという種は大人になるにつれ一緒に成長し他人を攻撃し始める。
悪いのはお前だ!私は正義だ!と。
しかし、正義という感情は環境や時代で変わっていくもの。
それに悪がなかったら正義も消えてしまう。
善と悪を隔ててしまった私たちのエゴ。
でも、光と影のように、実はどちらもなくてはならないもの。
ある時に自分が悪だと思って否定してきたものは、自分を成長させるためあった必要悪であったと悟る。
悪を倒したのではなく、悪を抱き参らせたとき、自然とその感情も記憶も忘れ去る。
人間の病気のもとはストレス。
人間のストレスが欲望へと変換され凝縮されたとき、原発のような大きな癌をつくってしまう。
大きな癌は水、空気、土を汚染し、地球全体を蝕み、全人類と多くの生物を生命も巻き込みながら弱り果てていく。
結局、自分=地球なんだと思う。
だから、本当に大切なのは、他人を変えることではなく、まず自分の中のストレスを減らしていくこと。
自分の中の感情をよく見つめて、怒りや恐れの感情を気づき認めて手放していってあげること。
そう、自分の意識が変われば家族も変わり、会社も変わり、国も地球も変わる。
答えはいつも自分の中にある。
わたしが穏やかなら、周りも穏やか。
わたしが嬉しいなら、周りも嬉しい。
そうやって幸せも循環していくんだと思う。
本当は奇跡がないことが奇跡なんだよね。
何となく過ごしている時間にこそ幸せがある。
なんかまとまってないかも?
今日はこの動画を紹介して終わりにします。
【闇サイドからの独立宣言】
ダークサイドからの独立を宣言するにあたって
私たちは2つのことを守っていきたいと思います。
まず一つ目は、この惑星のネガティブなエネルギーに
打ちのめされない、怯えない、支配されないということです。
どんなに恐ろしく感じようとも
しっかりと立ち向かい、良いことをしていきましょう。
二つ目は、これ以上
誰に対してもダークサイドのエネルギーを
使わないようにしていきましょう。
つまり、他者を脅そうとして
自分の怒りを使ったりしないこと。
良いことが起こるのをとめようとして落ち込んだり、
哀しみの感情を使ったりするようなことがないようにしましょう。
恥ずかしがったり、小さなことに囚われて
行動しないとか、立ち向かわない
というようなことがないようにしていきましょう。
私たちは、ダークサイドに立ち向かうために
ダークサイドの力を使わないことを誓います。
このように私たちは今、
ダークサイドからの独立を宣言したいと思います!
久しぶりの更新です。
昨日は、9.11から10年、3.11から半年という節目の日でした。
私たちはここの二つの大きな出来事からいったい何を学んだでしょう?
テロの脅威でしょうか?
それとも地震や津波の怖さでしょうか?
原発はいらないということでしょうか?
私は昔、こう考えたことがあります。
自分のストレス⇒家族のストレス⇒学校や会社へのストレス⇒政治、政府へのストレス⇒国へのストレス⇒他国へのストレス⇒戦争⇒地球のストレス⇒自分のストレス
こうやってストレスとは水のように循環していくものではないのか?
では、ストレスとは何か?
その根本は恐れです。
人間誰しも自分の心の中に恐れを持っています。
過去からの後悔、そして期待からくる未来への不安など。
そして支配者層は巧みに、私たちにある恐れの感情を利用します。
今よりもっと上に行くには、学力やお金や権力が必要なんだと。
今のままではダメだ!足りないだろう?
他人からもっとよく思われたいだろう?
もっとエネルギーを!もっと、もっと、もっと。
奪え!心のエネルギーを。家族から、他人から、他国から。
心の中にあった小さな恐れという種は大人になるにつれ一緒に成長し他人を攻撃し始める。
悪いのはお前だ!私は正義だ!と。
しかし、正義という感情は環境や時代で変わっていくもの。
それに悪がなかったら正義も消えてしまう。
善と悪を隔ててしまった私たちのエゴ。
でも、光と影のように、実はどちらもなくてはならないもの。
ある時に自分が悪だと思って否定してきたものは、自分を成長させるためあった必要悪であったと悟る。
悪を倒したのではなく、悪を抱き参らせたとき、自然とその感情も記憶も忘れ去る。
人間の病気のもとはストレス。
人間のストレスが欲望へと変換され凝縮されたとき、原発のような大きな癌をつくってしまう。
大きな癌は水、空気、土を汚染し、地球全体を蝕み、全人類と多くの生物を生命も巻き込みながら弱り果てていく。
結局、自分=地球なんだと思う。
だから、本当に大切なのは、他人を変えることではなく、まず自分の中のストレスを減らしていくこと。
自分の中の感情をよく見つめて、怒りや恐れの感情を気づき認めて手放していってあげること。
そう、自分の意識が変われば家族も変わり、会社も変わり、国も地球も変わる。
答えはいつも自分の中にある。
わたしが穏やかなら、周りも穏やか。
わたしが嬉しいなら、周りも嬉しい。
そうやって幸せも循環していくんだと思う。
本当は奇跡がないことが奇跡なんだよね。
何となく過ごしている時間にこそ幸せがある。
なんかまとまってないかも?
今日はこの動画を紹介して終わりにします。
【闇サイドからの独立宣言】
ダークサイドからの独立を宣言するにあたって
私たちは2つのことを守っていきたいと思います。
まず一つ目は、この惑星のネガティブなエネルギーに
打ちのめされない、怯えない、支配されないということです。
どんなに恐ろしく感じようとも
しっかりと立ち向かい、良いことをしていきましょう。
二つ目は、これ以上
誰に対してもダークサイドのエネルギーを
使わないようにしていきましょう。
つまり、他者を脅そうとして
自分の怒りを使ったりしないこと。
良いことが起こるのをとめようとして落ち込んだり、
哀しみの感情を使ったりするようなことがないようにしましょう。
恥ずかしがったり、小さなことに囚われて
行動しないとか、立ち向かわない
というようなことがないようにしていきましょう。
私たちは、ダークサイドに立ち向かうために
ダークサイドの力を使わないことを誓います。
このように私たちは今、
ダークサイドからの独立を宣言したいと思います!
2011年08月04日
【改訂】2011.07.27 国の原発対応に満身の怒り - 児玉龍彦
転載の許可を頂き、先日の東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦さんの「放射線の健康への影響」参考人説明を全文掲載いたします。
2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会
児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)の
「放射線の健康への影響」参考人説明より
東京大学アイソトープ総合センター長の児玉です。
3月15日に、大変に驚愕しました。私ども東京大学には27箇所のアイソトープセンターがあり、放射線の防護とその除染などの責任を負っております。
私自身は内科の医者でして、東大病院の放射線の除染などに数十年関わっております。まず3月15日の午前9時ごろ、東海村で5マイクロシーベルトという線量を経験(観測)しまして、それを文科省に第10条通報ということで直ちに通報いたしました。
その後東京で0.5マイクロシーベルトを超える線量を検出しました。これは一過性に下がりまして、そのあと3月21日に東京で雨が降り0.2マイクロシーベルト等の線量が降下し、これが今日までの高い線量の原因になっていると思っております。このときに枝野官房長官が、さしあたり健康にあまり問題がないということをおっしゃいましたが、私はじっさいにこのときにこれは大変なことになると思いました。なぜなら現行の放射線の障害防止法というのは、高い線量の放射線が少しあることを前提にしています。このときは総量はあまり問題ではなくて、個々の濃度が問題になります。
ところが今回の福島原発の事故というのは、100キロ圏で5マイクロシーベルト、200キロ圏で0.5マイクロシーベルト、さらにそれを越えて、足柄から静岡のお茶にまで汚染が及んでいることは、今日、すべてのみなさんがご存じの通りであります。
われわれが放射線障害をみるときには総量を見ます。それでは政府と東京電力はいったい今回の福島原発事故の総量がどれぐらいであるかはっきりとした報告はまったくしていません。
そこで私どもはアイソトープセンターの知識をもとに計算してみますと、まず熱量からの計算では広島原爆の29.6個分に相当するものが露出しております。ウラン換算では20個分のものが露出しています。
さらにおそるべきことにはこれまでの知見で、原爆による放射能の残存量と、原発から放出されたものの残存量は1年経って、原爆が1000分の1程度に低下するのに対して、原発からの放射線汚染物は10分の1程度にしかならない。
つまり今回の福島原発の問題はチェルノブイリ事故と同様、原爆数十個分に相当する量と、原爆汚染よりもずっと大量の残存物を放出したということが、まず考える前提になります。
そうしますと、われわれはシステム生物学というシステム論的にものをみるやり方でやっているのですが、総量が少ない場合には、ある人にかかる濃度だけを見ればいいです。しかしながら総量が非常に膨大にありますと、これは粒子の問題です。
粒子の拡散というのは、非線形という科学になりまして、われわれの流体力学の計算ではもっとも難しいことになりますが、核燃料というものは、砂粒のようなものが、合成樹脂のようなものの中に埋め込まれております。
これがメルトダウンして放出されるとなると、細かい粒子がたくさん放出されるようになります。そうしたものが出てまいりますと、どういうことがおこるかというのが今回の稲藁の問題です。例えば岩手の藤原町では、稲藁5万7千ベクレルプロキログラム、宮城県の大崎1万7千ベクレルプロキログラム、南相馬市10万6千プロキログラ
ム、白河市9万7千プロキログラム、岩手6万4千プロキログラムということで、この数値はけして同心円上にはいかない。どこでどう落ちているかということは、その時の天候、また例えばその物質が水を吸い上げたかどうか、にかかります。
今回の場合も、私は南相馬に毎週行っています。東大のアイソトープセンターは現在までに7回の除染を行っていますが、南相馬に最初にいったときには1台のNAIカウンターしかありません。農林省が通達を出した3月19日には、食料も水もガソリンもつきようとして、南相馬市長が痛切な訴えをWEBに流したのは広く知られているところであります。
そのような中で通達1枚を出しても誰も見ることができないし、誰も知ることができません。稲藁がそのような危険な状態にあるということは、まったく農家は認識されていない。農家は資料を外国から買って、何十万という負担を負って、さらに牛にやる水は実際に自分たちが飲む地下水にその日から代えています。
そうするとわれわれが何をやらなければいけないのかというと、まず汚染地で徹底的な測定ができるように保障しなければいけません。われわれが5月下旬に行ったときに1台しか南相馬になかったというけれど、実際には米軍から20台の個人線量計が来ていました。しかしその英文の解説書を市役所の教育委員会で分からなくて、われわれが行って、教えてあげて実際に使いだしてはじめて20個での測定ができるようになった。それが現地の状況です。
それから先程から食品検査と言われていますが、ゲルマニウムカウンターというのではなしに、今日ではもっとイメージングベースの測定器が、はるかにたくさん半導体で開発されています。なぜ政府はそれを全面的に応用してやろうとして、全国に作るためにお金を使わないのか。3カ月経ってそのようなことが全く行われていないことに私は満身の怒りを表明します。
第二番目です。私の専門は、小渕総理のときから内閣の抗体薬品の責任者でして今日では最先端研究支援ということで、30億円をかけて、抗体医薬品にアイソトープをつけて癌の治療をやる、すなわち人間の身体の中にアイソトープを打ち込むのが私の仕事ですから、内部被曝問題に関して、一番必死に研究しております。
そこで内部被曝がどのように起きるかということを説明させていただきます。内部被曝の一番大きな問題は癌です。癌がなぜ起きるかというと、DNAの切断を行います。ただしご存知のように、DNAというのは二重らせんですから、二重のときは非常に安定的です。
それが細胞分裂するときは、二重らせんが1本になって2倍になり、4本になります。この過程のところがもの凄く危険です。そのために妊婦の胎児、それから幼い子ども、成長期の増殖の盛んな細胞に対しては、放射線障害は非常な危険性を持ちます。
さらに大人においても、増殖の盛んな細胞、例えば放射性物質を与えると、髪の毛に影響したり、貧血になったり、それから腸管上皮に影響しますが、これらはいずれも増殖の盛んな細胞でして、そういうところが放射線障害のイロハになります。
それで私たちが内部に与えた場合のことで知っている事例を挙げます。これは実際には一つの遺伝子の変異では癌はおこりません。最初の放射線のヒットが起こったあとにもう一個の別の要因で、癌への変異が起こるということ、これはドライバーミューテーションとか、パッセンジャーミューテーションとか、細かいことになりますが、それは参考の文献をつけてありますので、後で、チェルノブイリの場合や、セシウムの場合を挙げていますので、それを見ていただきますが、まず一番有名なのはα線です。
プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいると聞いて、私はびっくりしましたが、α線は最も危険な物質であります。それはトロトラスト肝障害というところで、私ども肝臓医は、すごくよく知っております。
要するに内部被曝というのは、さきほどから何ミリシーベルトという形で言われていますが、そういうのは全く意味がありません。I131(ヨウ素131)は甲状腺に集まります。トロトラストは肝臓に集まります。セシウムは尿管上皮、膀胱に集まります。これらの体内の集積点をみなければ全身をいくらホールボディスキャンしても、まったく意味がありません。
トロトラストの場合、これは造影剤でして、1890年からドイツで用いられ、1930年頃から日本でも用いられましたが、その後、20から30年経つと肝臓がんが25%から30%起こるということが分かってまいりました。最初のが出て来るまで20年というのが何故かと言うと、トロトラストはα線核種なのですが、α線は近隣の細胞を障害します。そのときに一番やられるのは、P53という遺伝子です。
われわれは今、ゲノム科学ということで人の遺伝子の配列を知っていますが、一人の人間と別の人間はだいたい三百万箇所違います。ですから人間を同じとして扱うような処理は今日ではまったく意味がありません。いわゆるパーソナライズドメディスンと言われるようなやり方で、放射線の内部障害を見るときにも、どの遺伝子がやられて、どのような変化が起こっているかということをみることが、原則的な考え方として大事です。
トロトラストの場合は、第一の段階でP53の遺伝子がやられて、それに続く第二、第三の変異が起こるのが20年から30年かかり、そこで肝臓癌や白血病が起こってくることが証明されています。
次にヨウ素131、ご存知のように甲状腺に集まりますが、成長期の集積がもっとも特徴的であり、小児に起こります。しかしながら1991年に最初、ウクライナの学者が甲状腺癌が多発しているというときに、日本やアメリカの学者は、ネイチャーに、これは因果関係が分からないということを投稿しております。なぜかというと1986年以前のデータがないから統計学的に有意だということが言えないということです。
しかし統計学的に有意だということが分かったのは、20年後です。20年後に何が分かったかというと、86年から起こったピークが消えたために、過去のデータがなくても因果関係があるということがエビデンスになった。ですから疫学的な証明というのは非常に難しくて、全部の症例が終わるまでだいたい証明できないです。
ですから今、われわれに求められている子どもを守るという観点からはまったく違った方法が求められます。そこで今、行われているのは国立のバイオアッセ―研究センターという化学物質の効果を見る、福島昭治先生という方がチェルノブイリの尿路系に集まるものを検討されていまして、福島先生たちが、ウクライナの医師と相談して500例以上のある症例を集めています。
前立腺肥大のときに手術をしますと膀胱もとれてきます。これを見まして検索したところ、高濃度の汚染地区、尿中に6ベクレルパーリットルと微量ですが、その地域ではP53の変異が非常に増えていて、しかも増殖性の前癌状態、われわれからみますと、P38というMAPキナーゼと、NFカッパーBというシグナルが活性化されているのですが、それによる増殖性の膀胱炎というのが必発性でありまして、かなりの率で上皮内の癌ができているということが、報告されています。
それでこの量に愕然といたしましたのは、福島の母親の母乳から2から13ベクレル、7名から検出されているというがすでに報告されていることであります。われわれアイソトープ総合センターでは、現在まで毎週だいたい4人ぐらいの所員を派遣しまして、南相馬市の除染に協力しております。
南相馬でも起こっていることはまったくそうでして、20キロ、30キロという分け方はぜんぜん意味が無くて、幼稚園ごとに測っていかないと全然ダメです。それで現在、20キロから30キロ圏にバスをたてて、1700人の子どもが行っていますが、実際には南相馬で中心地区は海側で、学校の7割は比較的線量は低いです。
ところが30キロ以遠の飯館村に近い方の学校にスクールバスで毎日100万円かけて、子どもが強制的に移動させられています。このような事態は一刻も早くやめさせてください。今、一番その障害になっているのは、強制避難でないと補償しないということ。参議院のこの前の委員会で当時の東電の清水社長と海江田経済産業大臣がそのような答弁を行っていますが、これは分けて下さい。補償問題と線引の問題と、子どもの問題は、ただちに分けて下さい。子どもを守るために全力を尽くすことをぜひお願いします。
それからもう一つは現地でやっていて思いますが、緊急避難的除染と恒久的除染をはっきりわけていただきたい。緊急避難的除染をわれわれもかなりやっております。例えば図表にでています滑り台の下、ここは小さい子どもが手をつくところですが、滑り台から雨水が落ちて来ると毎回ここに濃縮します。右側と左側にずれがあって、片側に集まって
いますと、平均線量1マイクロのところですと、10マイクロの線量が出てきます。こういうところの除染は緊急にどんどんやらなくてはなりません。
またコケが生えているような雨どいの下、これも実際に子どもが手をついたりしているところなのですが、そういうところは、高圧洗浄機を持って行ってコケをはらうと2マイクロシーベルトが0.5マイクロシーベルトにまでなります。
だけれども、0.5マイクロシーベルト以下にするのは非常に難しいです。それは建物すべて、樹木すべて、地域すべてが汚染されていますと、一か所だけを洗っても全体を下げることは非常に難しいです。
ですから除染を本当にやるときに、一体どれぐらいの問題がかかり、どれぐらいのコストがかかるかといことをイタイイタイ病の一例であげますと、カドミウム汚染地域、だいたい3000ヘクタールなのですが、そのうち1500ヘクタールまで現在、除染の国費が8000億円投入されています。もしこの1000倍ということになれば一体どれだけの国費が必要
になるのか。
ですから私は4つのことを緊急に提案したいと思います。第一に国策として、食品、土壌、水を、測定していく。日本がもっている最新鋭のイメージングなどを用いた機器を使って、半導体のイメージング化は簡単です。イメージング化して流れ作業にしていくという意味での最新鋭の機器を投入して、抜本的に改善してください。これは今の日本の科学技術でまったく可能です。
二番目。緊急に子どもの被曝を減少させるために、新しい法律を制定してください。私の現在やっていることはすべて法律違反です。現在の障害防止法では、核施設で扱える放射線量、核種などは決められています。東大の27のいろいろなセンターを動員して南相馬の支援を行っていますが、多くの施設はセシウム使用権限など得ていません。
車で運搬するのも違反です。しかしお母さんや先生たちに高線量のものを渡してくるわけにはいきませんから、今の東大の除染では、すべてのものをドラム缶に詰めて東京にもって帰ってきています。受け入れも法律違反、すべて法律違反です。このような状態を放置しているのは国会の責任であります。
全国の国立大学のアイソトープセンターには、ゲルマニウムをはじめ最新鋭の機種を持っているところはたくさんあります。そういうところが手足を縛られたままで、どうやって、国民の総力をあげて子どもを守れるでしょうか。これは国会の完全なる怠慢であります。
第三番目、国策として土壌汚染を除染する技術に、民間の力を結集して下さい。これは例えば東レとかクリタだとかさまざまな化学メーカー。千代田テクノルとかアトックスというような放射線除去メーカー、竹中工務店などは、放射線の除染に対してさまざまなノウハウを持っています。こういうものを結集して、ただちに現地に除染研究センターを作っ
て、実際に何十兆円という国費をかかるのを、今のままだと利権がらみの公共事業になりかねないいう危惧を私は強くもっています。国の財政事情を考えたら、そんな余裕は一瞬もありません。どうやって本当に除染をやるか。七万人の人が自宅を離れて彷徨っているときに国会は一体何をやっているのですか!
以上です。
(なお文中の障害防止法とは、「放射線同位元素等による放射線障害の
防止に関する法律」のことと思われます。)
2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会
児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)の
「放射線の健康への影響」参考人説明より
東京大学アイソトープ総合センター長の児玉です。
3月15日に、大変に驚愕しました。私ども東京大学には27箇所のアイソトープセンターがあり、放射線の防護とその除染などの責任を負っております。
私自身は内科の医者でして、東大病院の放射線の除染などに数十年関わっております。まず3月15日の午前9時ごろ、東海村で5マイクロシーベルトという線量を経験(観測)しまして、それを文科省に第10条通報ということで直ちに通報いたしました。
その後東京で0.5マイクロシーベルトを超える線量を検出しました。これは一過性に下がりまして、そのあと3月21日に東京で雨が降り0.2マイクロシーベルト等の線量が降下し、これが今日までの高い線量の原因になっていると思っております。このときに枝野官房長官が、さしあたり健康にあまり問題がないということをおっしゃいましたが、私はじっさいにこのときにこれは大変なことになると思いました。なぜなら現行の放射線の障害防止法というのは、高い線量の放射線が少しあることを前提にしています。このときは総量はあまり問題ではなくて、個々の濃度が問題になります。
ところが今回の福島原発の事故というのは、100キロ圏で5マイクロシーベルト、200キロ圏で0.5マイクロシーベルト、さらにそれを越えて、足柄から静岡のお茶にまで汚染が及んでいることは、今日、すべてのみなさんがご存じの通りであります。
われわれが放射線障害をみるときには総量を見ます。それでは政府と東京電力はいったい今回の福島原発事故の総量がどれぐらいであるかはっきりとした報告はまったくしていません。
そこで私どもはアイソトープセンターの知識をもとに計算してみますと、まず熱量からの計算では広島原爆の29.6個分に相当するものが露出しております。ウラン換算では20個分のものが露出しています。
さらにおそるべきことにはこれまでの知見で、原爆による放射能の残存量と、原発から放出されたものの残存量は1年経って、原爆が1000分の1程度に低下するのに対して、原発からの放射線汚染物は10分の1程度にしかならない。
つまり今回の福島原発の問題はチェルノブイリ事故と同様、原爆数十個分に相当する量と、原爆汚染よりもずっと大量の残存物を放出したということが、まず考える前提になります。
そうしますと、われわれはシステム生物学というシステム論的にものをみるやり方でやっているのですが、総量が少ない場合には、ある人にかかる濃度だけを見ればいいです。しかしながら総量が非常に膨大にありますと、これは粒子の問題です。
粒子の拡散というのは、非線形という科学になりまして、われわれの流体力学の計算ではもっとも難しいことになりますが、核燃料というものは、砂粒のようなものが、合成樹脂のようなものの中に埋め込まれております。
これがメルトダウンして放出されるとなると、細かい粒子がたくさん放出されるようになります。そうしたものが出てまいりますと、どういうことがおこるかというのが今回の稲藁の問題です。例えば岩手の藤原町では、稲藁5万7千ベクレルプロキログラム、宮城県の大崎1万7千ベクレルプロキログラム、南相馬市10万6千プロキログラ
ム、白河市9万7千プロキログラム、岩手6万4千プロキログラムということで、この数値はけして同心円上にはいかない。どこでどう落ちているかということは、その時の天候、また例えばその物質が水を吸い上げたかどうか、にかかります。
今回の場合も、私は南相馬に毎週行っています。東大のアイソトープセンターは現在までに7回の除染を行っていますが、南相馬に最初にいったときには1台のNAIカウンターしかありません。農林省が通達を出した3月19日には、食料も水もガソリンもつきようとして、南相馬市長が痛切な訴えをWEBに流したのは広く知られているところであります。
そのような中で通達1枚を出しても誰も見ることができないし、誰も知ることができません。稲藁がそのような危険な状態にあるということは、まったく農家は認識されていない。農家は資料を外国から買って、何十万という負担を負って、さらに牛にやる水は実際に自分たちが飲む地下水にその日から代えています。
そうするとわれわれが何をやらなければいけないのかというと、まず汚染地で徹底的な測定ができるように保障しなければいけません。われわれが5月下旬に行ったときに1台しか南相馬になかったというけれど、実際には米軍から20台の個人線量計が来ていました。しかしその英文の解説書を市役所の教育委員会で分からなくて、われわれが行って、教えてあげて実際に使いだしてはじめて20個での測定ができるようになった。それが現地の状況です。
それから先程から食品検査と言われていますが、ゲルマニウムカウンターというのではなしに、今日ではもっとイメージングベースの測定器が、はるかにたくさん半導体で開発されています。なぜ政府はそれを全面的に応用してやろうとして、全国に作るためにお金を使わないのか。3カ月経ってそのようなことが全く行われていないことに私は満身の怒りを表明します。
第二番目です。私の専門は、小渕総理のときから内閣の抗体薬品の責任者でして今日では最先端研究支援ということで、30億円をかけて、抗体医薬品にアイソトープをつけて癌の治療をやる、すなわち人間の身体の中にアイソトープを打ち込むのが私の仕事ですから、内部被曝問題に関して、一番必死に研究しております。
そこで内部被曝がどのように起きるかということを説明させていただきます。内部被曝の一番大きな問題は癌です。癌がなぜ起きるかというと、DNAの切断を行います。ただしご存知のように、DNAというのは二重らせんですから、二重のときは非常に安定的です。
それが細胞分裂するときは、二重らせんが1本になって2倍になり、4本になります。この過程のところがもの凄く危険です。そのために妊婦の胎児、それから幼い子ども、成長期の増殖の盛んな細胞に対しては、放射線障害は非常な危険性を持ちます。
さらに大人においても、増殖の盛んな細胞、例えば放射性物質を与えると、髪の毛に影響したり、貧血になったり、それから腸管上皮に影響しますが、これらはいずれも増殖の盛んな細胞でして、そういうところが放射線障害のイロハになります。
それで私たちが内部に与えた場合のことで知っている事例を挙げます。これは実際には一つの遺伝子の変異では癌はおこりません。最初の放射線のヒットが起こったあとにもう一個の別の要因で、癌への変異が起こるということ、これはドライバーミューテーションとか、パッセンジャーミューテーションとか、細かいことになりますが、それは参考の文献をつけてありますので、後で、チェルノブイリの場合や、セシウムの場合を挙げていますので、それを見ていただきますが、まず一番有名なのはα線です。
プルトニウムを飲んでも大丈夫という東大教授がいると聞いて、私はびっくりしましたが、α線は最も危険な物質であります。それはトロトラスト肝障害というところで、私ども肝臓医は、すごくよく知っております。
要するに内部被曝というのは、さきほどから何ミリシーベルトという形で言われていますが、そういうのは全く意味がありません。I131(ヨウ素131)は甲状腺に集まります。トロトラストは肝臓に集まります。セシウムは尿管上皮、膀胱に集まります。これらの体内の集積点をみなければ全身をいくらホールボディスキャンしても、まったく意味がありません。
トロトラストの場合、これは造影剤でして、1890年からドイツで用いられ、1930年頃から日本でも用いられましたが、その後、20から30年経つと肝臓がんが25%から30%起こるということが分かってまいりました。最初のが出て来るまで20年というのが何故かと言うと、トロトラストはα線核種なのですが、α線は近隣の細胞を障害します。そのときに一番やられるのは、P53という遺伝子です。
われわれは今、ゲノム科学ということで人の遺伝子の配列を知っていますが、一人の人間と別の人間はだいたい三百万箇所違います。ですから人間を同じとして扱うような処理は今日ではまったく意味がありません。いわゆるパーソナライズドメディスンと言われるようなやり方で、放射線の内部障害を見るときにも、どの遺伝子がやられて、どのような変化が起こっているかということをみることが、原則的な考え方として大事です。
トロトラストの場合は、第一の段階でP53の遺伝子がやられて、それに続く第二、第三の変異が起こるのが20年から30年かかり、そこで肝臓癌や白血病が起こってくることが証明されています。
次にヨウ素131、ご存知のように甲状腺に集まりますが、成長期の集積がもっとも特徴的であり、小児に起こります。しかしながら1991年に最初、ウクライナの学者が甲状腺癌が多発しているというときに、日本やアメリカの学者は、ネイチャーに、これは因果関係が分からないということを投稿しております。なぜかというと1986年以前のデータがないから統計学的に有意だということが言えないということです。
しかし統計学的に有意だということが分かったのは、20年後です。20年後に何が分かったかというと、86年から起こったピークが消えたために、過去のデータがなくても因果関係があるということがエビデンスになった。ですから疫学的な証明というのは非常に難しくて、全部の症例が終わるまでだいたい証明できないです。
ですから今、われわれに求められている子どもを守るという観点からはまったく違った方法が求められます。そこで今、行われているのは国立のバイオアッセ―研究センターという化学物質の効果を見る、福島昭治先生という方がチェルノブイリの尿路系に集まるものを検討されていまして、福島先生たちが、ウクライナの医師と相談して500例以上のある症例を集めています。
前立腺肥大のときに手術をしますと膀胱もとれてきます。これを見まして検索したところ、高濃度の汚染地区、尿中に6ベクレルパーリットルと微量ですが、その地域ではP53の変異が非常に増えていて、しかも増殖性の前癌状態、われわれからみますと、P38というMAPキナーゼと、NFカッパーBというシグナルが活性化されているのですが、それによる増殖性の膀胱炎というのが必発性でありまして、かなりの率で上皮内の癌ができているということが、報告されています。
それでこの量に愕然といたしましたのは、福島の母親の母乳から2から13ベクレル、7名から検出されているというがすでに報告されていることであります。われわれアイソトープ総合センターでは、現在まで毎週だいたい4人ぐらいの所員を派遣しまして、南相馬市の除染に協力しております。
南相馬でも起こっていることはまったくそうでして、20キロ、30キロという分け方はぜんぜん意味が無くて、幼稚園ごとに測っていかないと全然ダメです。それで現在、20キロから30キロ圏にバスをたてて、1700人の子どもが行っていますが、実際には南相馬で中心地区は海側で、学校の7割は比較的線量は低いです。
ところが30キロ以遠の飯館村に近い方の学校にスクールバスで毎日100万円かけて、子どもが強制的に移動させられています。このような事態は一刻も早くやめさせてください。今、一番その障害になっているのは、強制避難でないと補償しないということ。参議院のこの前の委員会で当時の東電の清水社長と海江田経済産業大臣がそのような答弁を行っていますが、これは分けて下さい。補償問題と線引の問題と、子どもの問題は、ただちに分けて下さい。子どもを守るために全力を尽くすことをぜひお願いします。
それからもう一つは現地でやっていて思いますが、緊急避難的除染と恒久的除染をはっきりわけていただきたい。緊急避難的除染をわれわれもかなりやっております。例えば図表にでています滑り台の下、ここは小さい子どもが手をつくところですが、滑り台から雨水が落ちて来ると毎回ここに濃縮します。右側と左側にずれがあって、片側に集まって
いますと、平均線量1マイクロのところですと、10マイクロの線量が出てきます。こういうところの除染は緊急にどんどんやらなくてはなりません。
またコケが生えているような雨どいの下、これも実際に子どもが手をついたりしているところなのですが、そういうところは、高圧洗浄機を持って行ってコケをはらうと2マイクロシーベルトが0.5マイクロシーベルトにまでなります。
だけれども、0.5マイクロシーベルト以下にするのは非常に難しいです。それは建物すべて、樹木すべて、地域すべてが汚染されていますと、一か所だけを洗っても全体を下げることは非常に難しいです。
ですから除染を本当にやるときに、一体どれぐらいの問題がかかり、どれぐらいのコストがかかるかといことをイタイイタイ病の一例であげますと、カドミウム汚染地域、だいたい3000ヘクタールなのですが、そのうち1500ヘクタールまで現在、除染の国費が8000億円投入されています。もしこの1000倍ということになれば一体どれだけの国費が必要
になるのか。
ですから私は4つのことを緊急に提案したいと思います。第一に国策として、食品、土壌、水を、測定していく。日本がもっている最新鋭のイメージングなどを用いた機器を使って、半導体のイメージング化は簡単です。イメージング化して流れ作業にしていくという意味での最新鋭の機器を投入して、抜本的に改善してください。これは今の日本の科学技術でまったく可能です。
二番目。緊急に子どもの被曝を減少させるために、新しい法律を制定してください。私の現在やっていることはすべて法律違反です。現在の障害防止法では、核施設で扱える放射線量、核種などは決められています。東大の27のいろいろなセンターを動員して南相馬の支援を行っていますが、多くの施設はセシウム使用権限など得ていません。
車で運搬するのも違反です。しかしお母さんや先生たちに高線量のものを渡してくるわけにはいきませんから、今の東大の除染では、すべてのものをドラム缶に詰めて東京にもって帰ってきています。受け入れも法律違反、すべて法律違反です。このような状態を放置しているのは国会の責任であります。
全国の国立大学のアイソトープセンターには、ゲルマニウムをはじめ最新鋭の機種を持っているところはたくさんあります。そういうところが手足を縛られたままで、どうやって、国民の総力をあげて子どもを守れるでしょうか。これは国会の完全なる怠慢であります。
第三番目、国策として土壌汚染を除染する技術に、民間の力を結集して下さい。これは例えば東レとかクリタだとかさまざまな化学メーカー。千代田テクノルとかアトックスというような放射線除去メーカー、竹中工務店などは、放射線の除染に対してさまざまなノウハウを持っています。こういうものを結集して、ただちに現地に除染研究センターを作っ
て、実際に何十兆円という国費をかかるのを、今のままだと利権がらみの公共事業になりかねないいう危惧を私は強くもっています。国の財政事情を考えたら、そんな余裕は一瞬もありません。どうやって本当に除染をやるか。七万人の人が自宅を離れて彷徨っているときに国会は一体何をやっているのですか!
以上です。
(なお文中の障害防止法とは、「放射線同位元素等による放射線障害の
防止に関する法律」のことと思われます。)
2011年07月29日
2011.07.27 国の原発対応に満身の怒り - 児玉龍彦
こんばんは!
夜遅くに泣いてしまった。久しぶりに泣いた。心打たれた。
こんな先生がいたんだな。
東大もまだまだ捨てたもんじゃない。
みんな見て欲しい、広めて欲しい。
これは現実を見ようとしない人たちへの叫びだ。
2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会
児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)の
「放射線の健康への影響」参考人説明より
携帯で見れない人もいるかもしれないので、取り急ぎ彼が緊急に伝えたかった事を書いておきます。
※もし家や会社にPCがある方は是非映像をみて頂きたいです。誤字脱字はご勘弁を!
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私は4つのことを緊急に提案したいと思います。
第一番目に国策として、食品、水、土壌を日本が持っている最新鋭のイメージングなどを用いた機器を用いて、半導体のイメージ化は簡単です。イメージ化にして流れ作業にしてシャットしていってやることでの最新鋭の機器を投入して抜本的に改善してください。これは今の科学技術で全く可能です!
二番目、緊急に子供の被爆を減少させるために、新しい法律を制定してください。わたくしが現在やっているのは、全て法律違反です。現在の哨戒防止法では各施設で扱える放射線量、カクシなどは決められています。東大の27のいろんなセンターを動員して現在、南相馬などで支援を行っていますが、多くの施設はセシウムの使用権限など得ておりません。車を運搬するのも違反です!
しかしながら、お母さんたちや先生たちに高線量のものを渡してくるわけに行きませんから、今の東大の除線では全てのものをドラム缶に詰めて東京に帰ってきております。受け入れも法律違反!全て法律違反です。
このような状態を放置しているのは全て国会の責任であります。全国には例えば国立大学のアイソトープセンターではゲルマニウムをはじめ、最新鋭の機種を持っているところがたくさんあります。そういうところが手足を縛られたまま、どうやって国民の総力を挙げて子供が守れるでしょうか。これは、国会の完全なる怠慢であります!
第三番目、国策として土壌汚染を除線する技術を民間の力を結集してください。これは例えば東レだとか、クリタだとか様々な化学メーカー、千代田テクノだとか、アトックスだとか放射線除去メーカー。それから竹中公務店なんか様々なところは放射線の除線などに様々なノウハウを持っています。
こういうものを結集して現地に直ちに除線研究センターをつくって実際何十兆円という国費がかかるのを、今だと利権がらみの公共事業に成りかねない危惧をわたくしすごく持っております。国の財政事情を考えたらそんな余裕は一瞬もありません!どうやって除線を本当にやるか!7万人の人が自宅を離れてさまよっている時に国会はいったい何をやっているのですか!!!以上です。
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夜遅くに泣いてしまった。久しぶりに泣いた。心打たれた。
こんな先生がいたんだな。
東大もまだまだ捨てたもんじゃない。
みんな見て欲しい、広めて欲しい。
これは現実を見ようとしない人たちへの叫びだ。
2011年7月27日 (水) 衆議院厚生労働委員会
児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)の
「放射線の健康への影響」参考人説明より
携帯で見れない人もいるかもしれないので、取り急ぎ彼が緊急に伝えたかった事を書いておきます。
※もし家や会社にPCがある方は是非映像をみて頂きたいです。誤字脱字はご勘弁を!
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私は4つのことを緊急に提案したいと思います。
第一番目に国策として、食品、水、土壌を日本が持っている最新鋭のイメージングなどを用いた機器を用いて、半導体のイメージ化は簡単です。イメージ化にして流れ作業にしてシャットしていってやることでの最新鋭の機器を投入して抜本的に改善してください。これは今の科学技術で全く可能です!
二番目、緊急に子供の被爆を減少させるために、新しい法律を制定してください。わたくしが現在やっているのは、全て法律違反です。現在の哨戒防止法では各施設で扱える放射線量、カクシなどは決められています。東大の27のいろんなセンターを動員して現在、南相馬などで支援を行っていますが、多くの施設はセシウムの使用権限など得ておりません。車を運搬するのも違反です!
しかしながら、お母さんたちや先生たちに高線量のものを渡してくるわけに行きませんから、今の東大の除線では全てのものをドラム缶に詰めて東京に帰ってきております。受け入れも法律違反!全て法律違反です。
このような状態を放置しているのは全て国会の責任であります。全国には例えば国立大学のアイソトープセンターではゲルマニウムをはじめ、最新鋭の機種を持っているところがたくさんあります。そういうところが手足を縛られたまま、どうやって国民の総力を挙げて子供が守れるでしょうか。これは、国会の完全なる怠慢であります!
第三番目、国策として土壌汚染を除線する技術を民間の力を結集してください。これは例えば東レだとか、クリタだとか様々な化学メーカー、千代田テクノだとか、アトックスだとか放射線除去メーカー。それから竹中公務店なんか様々なところは放射線の除線などに様々なノウハウを持っています。
こういうものを結集して現地に直ちに除線研究センターをつくって実際何十兆円という国費がかかるのを、今だと利権がらみの公共事業に成りかねない危惧をわたくしすごく持っております。国の財政事情を考えたらそんな余裕は一瞬もありません!どうやって除線を本当にやるか!7万人の人が自宅を離れてさまよっている時に国会はいったい何をやっているのですか!!!以上です。
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2011年07月17日
2011年07月14日
乳牛とわたしたち
皆さん、おはようございます。
今日は今年になって特に話題になっている牛についてご紹介します。
私はこの動画を見るまで牛たちがどのように育てられているかを知りませんでした。
こんな事では牛肉が原因で病気が流行ったとしても仕方ない。
私たちは人間はいったい何をしているんでしょうか?
もちろん、牛を大事に育ててらっしゃる日本の酪農家の方もいらっしゃると思います。
そういう方が一人でも増えるように、まず私たち消費者が気づかなくてはなりません。
映像は衝撃的な部分もあるので、映像を見たくない人のために文字でお越しました。
是非、ご一読いただけると幸いです。
いま、牛の赤ちゃんが生まれました。
子牛は生まれるとすぐに母親から引き離されて行きます。
母親はわが子の姿を一度も見ることが出来ません。
生まれてきた赤ちゃんは皆、母親のお乳を飲んで育ちます。
母乳には子供を病気から守る成分が含まれています。
本来であれば牛の赤ちゃんにも母乳は必要です。
でも、この講師たちは母親のおっぱいを吸う事はできません。
幼い子牛には母親のお乳ではなく、人工のミルクが与えられています。
子牛はゆっくりと乳首を吸う事ができないため、しばしば消化不良になり下痢をします。
バケツのミルクは一気に飲み干され、すぐに空になってしまいます。
乳首を吸う事が出来ないため、子牛の生理的欲求が満たれず、口さびしくて変わりに仲間の口や檻や柵を舐めています。
一方、母親たちは一日に3回も乳を搾り取られています。
乳搾りも機械化が進んでいます。すべて自動化されていて人間は牛と顔をあわせることもなく触れ合うこともありません。
乳牛の一生を辿ってみましょう。
子牛がオスの場合は生後一週間くらいで売りに出され、家畜市場で競りに掛けられます。
これ以降は肉牛として飼育され、1歳くらいでトサツされる運命です。
子牛がメスの場合は、乳牛として飼育されます。
子牛は一頭ずつ、小さな仕切りの中に隔離されています。
小さな囲いは風通しが悪く、まだ抵抗力のない子牛にとっていい環境ではありません。
牛はとてもおとなしい動物です。
だから自分の身を守るために角があります。
私たちは角のない牛を見慣れています。
それは子牛の時に角が焼きとられているからです。
狭いところで牛を飼うために、角は危険で邪魔とされています。
麻酔をかけていても覚めたときはさぞかし痛いことでしょう。
角を取られない代わりに身動きできないようさせられている牛もたくさんいます。
牛たちはほとんど一生の間、牛舎で繋がれて短い命を終えることになります。
本州では大きな牧草地や放牧場を持っている農家はほとんどありません。そのため、子牛の時に牧場に送って草を食べさせることがあります。ここで草を食べ歩きまわることが出来ます。
牛の身体もツヤツヤして綺麗です。この時期が生きてるうちで一番幸せなときかもしれません。
牛舎では、子牛を出産し搾乳が始まると死ぬまで外に出ることも歩くことさえ出来ません。身動きもできず、ずっと繋がれたままです。
哺乳動物は出産しなければ、乳を出すことを出来ません。牛は一歳を少し超えた頃に人口受精が行われます。日本では乳牛のほとんど全てが人工授精で生まれます。
子牛が生まれるとすぐに搾乳が始まります。牛の母乳は子牛のためではなく、人間のために絞られていくのです。子牛には母牛のミルクではなく、代用乳が与えられます。
かつてはこの中に牛の肉粉分が入れられ、BSEの原因とされました。
一般には脂肪分が高いほど、いい牛乳だと思われています。
脂肪分を高めるために、たくさんの量を搾り取るために牛たちには牧草ではなく、穀物が与えられています。
牛は草を食べる動物で、繊維質の草を消化するために胃が四つあります。しかし、大量に穀物が与えられるため、消化器の病気が起こります。その一つが4つ目の胃の位置が変わる病気です。
毎年、数パーセントの牛がこの病気で手術を受けています。
不自然な餌を与えることにより、多くの牛が病気になっています。
牛の身体はミルク製造機のように作り変えられてきました。
非常に大きな乳房のせいで乳房炎という病気が蔓延しています。
スーパーでは水より安い牛乳が売られています。
消費者がひたすら安くて濃い牛乳を求めた結果として乳牛たちの悲惨な状況が作り出されてきたのです。
母牛たちは一日中牛舎に繋がれたままです。たたみ一枚くらいしかないスペースで一生を過ごさなければなりません。
きちんと世話をしない農家では牛はこのような状態になってしまいます。
掃除しやすくするために牛には首かせが嵌められています。
定位置で牛が糞尿を排泄するように電気ショックが与えられます。
汚れた尻尾は切断されてしまいます。
乳絞りの邪魔になるというので、輪ゴムで締め付け腐らせるのです。
フリーストールという飼い方では、身動きはできますが床一面の糞尿のせいでヒヅメが病気になったり、滑って足を痛めたりします。
本州では夏の猛暑が続いています。もともと牛は暑さに弱い動物です。
この夏の酷い暑さにもただじっと耐えなければならないのです。繋がれたままだと病気に対する抵抗力も弱くなり、牛たちは様々な病気にかかります。
絶え間なく抗生物質などの医薬品が投与されています。抗生物質が投与された牛の乳は出荷することが出来ず、捨てられることになります。抗生物質入りの牛乳が排水溝から河川に流れて出ています。
家畜の糞尿は地域の環境を汚染し、公衆衛生の大問題になっています。
母牛たちは毎年に子牛を生み3~4回出産すると、老廃牛として家畜市場に売りに出されます。
牛の寿命は20年くらいだと言われますが、この世界では6、7歳ですでに老いて不要とされています。
繋がれたまま一度もヒヅメを切って貰えなかった牛です。病気になったり体の具合も悪くなった牛もいます。
牛たちはトチク場に向かうトラックに乗せられ、一昼夜も走り続け今到着しました。牛たちはここに繋がれ最後の時を迎えます。
そして…ドーーーーン。
ひたすら人間のために尽くし、死んでも尚、人に利用されるだけの短い一生を終えます。
牛、豚、鶏など人間の食用にされている動物たちのことをあなたはどれだけ知っていますか?
肉や卵を食べたり、牛乳を飲むときにそれらを作り出してくれた動物たちの姿を思い浮かべてみませんか?
羽ばたくことも後ろを振り向くことも出来ない狭いケージに詰め込まれている鶏たちは様々な病気に脅かされ薬漬けにされています。そして、一度鳥インフルエンザなどの病気が発生すれば鶏舎のすべての鳥を処分しなければなりません。
全く窓のない豚舎です。
豚たちは生まれてから一度も太陽の光を浴びることもなく、さわやかな風も受けたこともありません。
唯一、光と風をうけるのはトチク場に運ばれるときだけです。
牛たちは体力の限界まで、搾乳されています。
様々な病気に脅かされ、生まれてから一度も緑の草を食べることなく短い一生を終えています。
その牛の血と涙から作られた貴重な牛乳が生産過剰で捨てられています。
それなら、なぜ牛がもっと健康で幸せに生きられるように飼育できないのでしょうか?
買い物するときに考えてみましょう。
食生活が安心で安全であることと動物たちが健康で幸せであることは切り離すことが出来ません。
まだ僅かですが、スーパーの店頭では動物の福祉に配慮した製品が見られるようになって来ました。
今、世界的に動物福祉の五原則が提唱され国際的な取り決めの中に採用されています。
日本人の畜産食品の消費量は増大する一方です。
けれでもその背後には、動物の病気のほかにも食糧自給率の低下や環境の汚染、資源エネルギーの乱消費、食べ物の安全性に対する不安、国境を越える感染症といった様々なリスクが発生しています。
このような状況を変えるために私たちには何が出来るのでしょうか?
それが動物たちの苦しみを救い、私たち自身も健康になれ、地球環境の改善にも役立つもっとも近道ではないでしょうか。
今日は今年になって特に話題になっている牛についてご紹介します。
私はこの動画を見るまで牛たちがどのように育てられているかを知りませんでした。
こんな事では牛肉が原因で病気が流行ったとしても仕方ない。
私たちは人間はいったい何をしているんでしょうか?
もちろん、牛を大事に育ててらっしゃる日本の酪農家の方もいらっしゃると思います。
そういう方が一人でも増えるように、まず私たち消費者が気づかなくてはなりません。
映像は衝撃的な部分もあるので、映像を見たくない人のために文字でお越しました。
是非、ご一読いただけると幸いです。
いま、牛の赤ちゃんが生まれました。
子牛は生まれるとすぐに母親から引き離されて行きます。
母親はわが子の姿を一度も見ることが出来ません。
生まれてきた赤ちゃんは皆、母親のお乳を飲んで育ちます。
母乳には子供を病気から守る成分が含まれています。
本来であれば牛の赤ちゃんにも母乳は必要です。
でも、この講師たちは母親のおっぱいを吸う事はできません。
幼い子牛には母親のお乳ではなく、人工のミルクが与えられています。
子牛はゆっくりと乳首を吸う事ができないため、しばしば消化不良になり下痢をします。
バケツのミルクは一気に飲み干され、すぐに空になってしまいます。
乳首を吸う事が出来ないため、子牛の生理的欲求が満たれず、口さびしくて変わりに仲間の口や檻や柵を舐めています。
一方、母親たちは一日に3回も乳を搾り取られています。
乳搾りも機械化が進んでいます。すべて自動化されていて人間は牛と顔をあわせることもなく触れ合うこともありません。
乳牛の一生を辿ってみましょう。
子牛がオスの場合は生後一週間くらいで売りに出され、家畜市場で競りに掛けられます。
これ以降は肉牛として飼育され、1歳くらいでトサツされる運命です。
子牛がメスの場合は、乳牛として飼育されます。
子牛は一頭ずつ、小さな仕切りの中に隔離されています。
小さな囲いは風通しが悪く、まだ抵抗力のない子牛にとっていい環境ではありません。
牛はとてもおとなしい動物です。
だから自分の身を守るために角があります。
私たちは角のない牛を見慣れています。
それは子牛の時に角が焼きとられているからです。
狭いところで牛を飼うために、角は危険で邪魔とされています。
麻酔をかけていても覚めたときはさぞかし痛いことでしょう。
角を取られない代わりに身動きできないようさせられている牛もたくさんいます。
牛たちはほとんど一生の間、牛舎で繋がれて短い命を終えることになります。
本州では大きな牧草地や放牧場を持っている農家はほとんどありません。そのため、子牛の時に牧場に送って草を食べさせることがあります。ここで草を食べ歩きまわることが出来ます。
牛の身体もツヤツヤして綺麗です。この時期が生きてるうちで一番幸せなときかもしれません。
牛舎では、子牛を出産し搾乳が始まると死ぬまで外に出ることも歩くことさえ出来ません。身動きもできず、ずっと繋がれたままです。
哺乳動物は出産しなければ、乳を出すことを出来ません。牛は一歳を少し超えた頃に人口受精が行われます。日本では乳牛のほとんど全てが人工授精で生まれます。
子牛が生まれるとすぐに搾乳が始まります。牛の母乳は子牛のためではなく、人間のために絞られていくのです。子牛には母牛のミルクではなく、代用乳が与えられます。
かつてはこの中に牛の肉粉分が入れられ、BSEの原因とされました。
一般には脂肪分が高いほど、いい牛乳だと思われています。
脂肪分を高めるために、たくさんの量を搾り取るために牛たちには牧草ではなく、穀物が与えられています。
牛は草を食べる動物で、繊維質の草を消化するために胃が四つあります。しかし、大量に穀物が与えられるため、消化器の病気が起こります。その一つが4つ目の胃の位置が変わる病気です。
毎年、数パーセントの牛がこの病気で手術を受けています。
不自然な餌を与えることにより、多くの牛が病気になっています。
牛の身体はミルク製造機のように作り変えられてきました。
非常に大きな乳房のせいで乳房炎という病気が蔓延しています。
スーパーでは水より安い牛乳が売られています。
消費者がひたすら安くて濃い牛乳を求めた結果として乳牛たちの悲惨な状況が作り出されてきたのです。
母牛たちは一日中牛舎に繋がれたままです。たたみ一枚くらいしかないスペースで一生を過ごさなければなりません。
きちんと世話をしない農家では牛はこのような状態になってしまいます。
掃除しやすくするために牛には首かせが嵌められています。
定位置で牛が糞尿を排泄するように電気ショックが与えられます。
汚れた尻尾は切断されてしまいます。
乳絞りの邪魔になるというので、輪ゴムで締め付け腐らせるのです。
フリーストールという飼い方では、身動きはできますが床一面の糞尿のせいでヒヅメが病気になったり、滑って足を痛めたりします。
本州では夏の猛暑が続いています。もともと牛は暑さに弱い動物です。
この夏の酷い暑さにもただじっと耐えなければならないのです。繋がれたままだと病気に対する抵抗力も弱くなり、牛たちは様々な病気にかかります。
絶え間なく抗生物質などの医薬品が投与されています。抗生物質が投与された牛の乳は出荷することが出来ず、捨てられることになります。抗生物質入りの牛乳が排水溝から河川に流れて出ています。
家畜の糞尿は地域の環境を汚染し、公衆衛生の大問題になっています。
母牛たちは毎年に子牛を生み3~4回出産すると、老廃牛として家畜市場に売りに出されます。
牛の寿命は20年くらいだと言われますが、この世界では6、7歳ですでに老いて不要とされています。
繋がれたまま一度もヒヅメを切って貰えなかった牛です。病気になったり体の具合も悪くなった牛もいます。
牛たちはトチク場に向かうトラックに乗せられ、一昼夜も走り続け今到着しました。牛たちはここに繋がれ最後の時を迎えます。
そして…ドーーーーン。
ひたすら人間のために尽くし、死んでも尚、人に利用されるだけの短い一生を終えます。
牛、豚、鶏など人間の食用にされている動物たちのことをあなたはどれだけ知っていますか?
肉や卵を食べたり、牛乳を飲むときにそれらを作り出してくれた動物たちの姿を思い浮かべてみませんか?
羽ばたくことも後ろを振り向くことも出来ない狭いケージに詰め込まれている鶏たちは様々な病気に脅かされ薬漬けにされています。そして、一度鳥インフルエンザなどの病気が発生すれば鶏舎のすべての鳥を処分しなければなりません。
全く窓のない豚舎です。
豚たちは生まれてから一度も太陽の光を浴びることもなく、さわやかな風も受けたこともありません。
唯一、光と風をうけるのはトチク場に運ばれるときだけです。
牛たちは体力の限界まで、搾乳されています。
様々な病気に脅かされ、生まれてから一度も緑の草を食べることなく短い一生を終えています。
その牛の血と涙から作られた貴重な牛乳が生産過剰で捨てられています。
それなら、なぜ牛がもっと健康で幸せに生きられるように飼育できないのでしょうか?
買い物するときに考えてみましょう。
食生活が安心で安全であることと動物たちが健康で幸せであることは切り離すことが出来ません。
まだ僅かですが、スーパーの店頭では動物の福祉に配慮した製品が見られるようになって来ました。
今、世界的に動物福祉の五原則が提唱され国際的な取り決めの中に採用されています。
①十分で適切な水と餌があること。
②快適で清潔な居場所があること。
③病気や怪我の時は、手当てされること。
④恐怖や苦痛に脅かされないこと。
⑤動物本来の行動ができる広さがあり、仲間がいること。
日本人の畜産食品の消費量は増大する一方です。
けれでもその背後には、動物の病気のほかにも食糧自給率の低下や環境の汚染、資源エネルギーの乱消費、食べ物の安全性に対する不安、国境を越える感染症といった様々なリスクが発生しています。
このような状況を変えるために私たちには何が出来るのでしょうか?
畜産動物の飼育状況に関心を持つこと。
環境問題を理解できる消費者になること。
思いやりのある食事を取ること。
それが動物たちの苦しみを救い、私たち自身も健康になれ、地球環境の改善にも役立つもっとも近道ではないでしょうか。
2011年07月13日
地球少女アルジュナ
もう少し早く気づいていれば助けられていたかも知れない。
もう少し早く気づいていれば守れたかも知れない。
人は皆、空気と水と食べ物がなければ生きて行けないという当たり前の真実をもう少し早く・・・
このアニメ、久しぶりに感動し涙しました。
全13話と長いですが、是非ご覧頂きたい。
テレビシリーズアニメとして2001年からテレ東ほかで放送されたらしい。
私は、最近まで全く存在すら知りませんでした。
【あらすじ】
------------------------
------------------------
さらに、この作品について、うまく説明しているサイトを見つけたので、そちらから抜粋し転載させて頂きます。
転載開始------------------------
------------------------転載終了
第一章「時のしずく」はまさに今の日本の状況からスタートです。
このアニメを見ていた人にとっては、予言ともいえる内容だったでしょう。
【その他、取り上げられたトピック】
------------------------
------------------------
■第二章「青い光」
■第三章「森の涙」
■第四章「転生輪廻」
■第五章「小さきものの声」
■第六章「はじめの一人」
■第七章「見えない言葉」
■第八章「とおい雨」
■第九章「生まれる前から」
■第十章「ゆらぐ遺伝子」
■第十一章「かえらざる日」
■第十二章「国ほろびて」
■第十三章「今」
動画はここから
もう少し早く気づいていれば守れたかも知れない。
人は皆、空気と水と食べ物がなければ生きて行けないという当たり前の真実をもう少し早く・・・
このアニメ、久しぶりに感動し涙しました。
全13話と長いですが、是非ご覧頂きたい。
テレビシリーズアニメとして2001年からテレ東ほかで放送されたらしい。
私は、最近まで全く存在すら知りませんでした。
【あらすじ】
------------------------
ヒロインの有吉 樹奈(ありよし じゅな)は神戸に住む高校生。両親が離婚した日、恋人の大島 時夫(おおしま ときお)と共にバイクでツーリングをしていた樹奈は事故に遭い、臨死の状態になる。心臓の鼓動が止まり、彼女がまさに「無」になろうとした時、クリスと名乗る少年の意識体が彼女の前に現れ、「もしお前がラージャと戦い、清めるならもう一度命を与えよう」と告げる。
樹奈はクリスの言葉を承諾し生き返るが、そこにクリスの仲間が来て強制的に樹奈を連れ去り、怪物ラージャが出現して暴れている原子力発電所に置き去りにする。最初は混乱した樹奈だったが弓を取り戦おうと決意した時、再びクリスが現れ言う。「何故 戦う 何故 殺す」 樹奈は言う。
「だってあいつがみんなを殺そうとしてるから」 クリスは言う。「そんなことの為に殺すのか」・・・
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さらに、この作品について、うまく説明しているサイトを見つけたので、そちらから抜粋し転載させて頂きます。
転載開始------------------------
◆一般の感想に対して◆
普通の人は見ても面白くないはずです。下手をすると反感すら起きます。なぜなら、変わる事を要求されるのに、恐らく普通の人は社会のマインドコントロールが強力で脱出できないからです。 自分が全否定されていると感じた人もいるようです。そうではなく、マインドコントロールされている自分を肯定する事が必要なのです。
環境保護がテーマだと思っている人が主流のようですが、全然違います。精神世界の真髄を押さえた作品なのです。
他の人のアルジュナの感想を読んで私が思ったのは、闇の支配が強力なので、この作品を見ても何ら心の動かない人がいるという事でした。アルジュナの製作ス タッフ達は自信満万で、人々に気付きが起こる事を期待したんでしょうが、実際には闇の洗脳が強力である事を暴露しただけでした。
私がアルジュナのミスを指摘するとすれば、闇に洗脳されている奴はこの作品では目覚めない訳で、スタッフは闇を甘く見ているという要素です。まあ、具体的に何が闇かを指摘すれば闇 から攻撃を受けるので、アニメでも流石に無理だったんでしょうが、闇の表の顔(環境保護団体、多国籍企業)の話は出ていました。
気付きの起きている人(社会の何かがおかしいと感じられる感受性を持つ人)にしか効果のない作品といえます。この作品のテーマになにか反感を持っている人 は、知識がなく難し過ぎた証しであり、洗脳状態である証しと考えられます。
第六章「はじめの一人」…一人でも大きくの人に気付きが起きれば良いのであり、 広く理解してもらう必要はないのでしょう。誰にでも薦める事はできないのかも知れません。
■第一章「時のしずく」
ラージャが狙うのは原子力発電所。どうやら原発は闇であるようだ。実際、原発なんかなくても、日本の電力は問題ない。ではなんで、原発なんか造るかという と…。
電力会社というのは、設備に対して何%かの補助を国から毎年受ける事ができる。電力会社がお金儲けの企業である以上、設備を増やそうと、必要ないが 資産価値のある原発を造りたいわけだ。
自然あふれる波動の高い場所に原発という制御できない機関を造るだなんて…。
一方、核廃棄物の処理が非常に困るの で、その廃棄物を再利用しようとしてプルサーマル計画(できっこない計画)を強行している。まさに正気とは思えない事を、大人達はやっているのだ!
------------------------転載終了
第一章「時のしずく」はまさに今の日本の状況からスタートです。
このアニメを見ていた人にとっては、予言ともいえる内容だったでしょう。
【その他、取り上げられたトピック】
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2つの大きなテーマが物語の基調をなす。1つは地球と人との関わりであり、2000年頃に注目されていた環境問題のうち以下のようなトピックが扱われた。
農薬、遺伝子組み換え作物、酸性雨
抗生物質配合飼料、薬剤耐性菌
原油分解細菌、遺伝子汚染、プラスチック製品
原子力発電所、放射性廃棄物
異常気象
土壌汚染、海洋投棄
もう1つの大きなテーマは、人の言葉と思考・感情と行動の不一致や不自由さ、伝わりにくさとされている。相手の心が、たとえ文字となって読めても、相手の真意はまったく読めていなかった、というような展開が少ない話数の中で繰り返される。学校教育の崩壊や親子関係での人と人のすれ違い、携帯電話で隔てられる会話、テレパシーを扱うキャラクター、言霊を作動させる古代文明などもこちらのテーマに関連する。
母体の喫煙、自然分娩、潮汐と生命の営み、薬害など健康に関する話題もたびたび語られる。また主要登場人物の家庭はいずれも離婚を経験していたり、母子家庭だったりする。
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■第二章「青い光」
■第三章「森の涙」
■第四章「転生輪廻」
■第五章「小さきものの声」
■第六章「はじめの一人」
■第七章「見えない言葉」
■第八章「とおい雨」
■第九章「生まれる前から」
■第十章「ゆらぐ遺伝子」
■第十一章「かえらざる日」
■第十二章「国ほろびて」
■第十三章「今」
動画はここから
2011年07月08日
「最重要課題の世界的食糧危機の中 、豪華18コースの晩餐」
「G8サミット最重要課題の世界的食糧危機の中 世界の指導者たちは豪華18コースの晩餐を楽しむ」
ちょっと古いけど、食糧危機について検索していたらこのニュースにたどり着いた。
当時日本では取り上げられなかったと思うが、英国や米国では報道されていたらしい。
北海道洞爺湖サミットを検索したら、まだHPが残っていて、当時(2008年)の福田首相のメッセージがあった。
----------------------------------------------
総理メッセージ(サミット開催当時)
こんにちは、世界のみなさん。
日本国総理大臣の福田康夫です。
北海道洞爺湖サミットでは、世界経済、環境問題、アフリカの発展など、我々が直面し、その解決に向け努力すべき課題が話し合われます。
特に地球温暖化は、人類にとって待ったなしの大きな挑戦です。
この問題の解決には、国際社会の一致団結した取組の強化を急がなければなりません。
「クールアース推進構想」はこれに向けた我が国の提案ですが、私はG8サミットの議長として、すべての主要排出国が参加する枠組みづくりや公平な目標設定に責任を持って取り組む決意です。
豊かな自然が溢れる北海道洞爺湖に各国の首脳をお迎えし、より良い世界の実現への展望をひらく、実りある討議ができることを楽しみにしています。
----------------------------------------------
このメッセージを読んでから、下のニュースを読んでもらうとすごーくバカっぽい。
今の管内閣がどうのこうの言ってる場合ではない。こんな事はずーっと前からあった事だ。
政治家のせいにするのは簡単だ。
いつものように誰かのせいにして、そして他人事にして自分は悪くないと知らなかったと言える。
私は最近、粗食(素食)を始めた。
ダイエットではなく圧力鍋をもらったので雑穀米を自分で炊いてみようと思ったからだ。
ドキドキしながら炊いてみた。感想は本当に美味しかった~!
おかずは豆腐と野菜一品が入った味噌汁と鰯の煮付けと漬物、海苔。
私の中の日本人のDNAが目を覚ましたようだった。そしたら、どんどん日本の食に興味を持ち始めた。
始めてみて気づいたのは、日本に住んでいながら、頭はすっかり欧米化していた自分。。。
こんなに素晴らしい日本の食があったのに、ごめんなさい。気づかなかった。
そしてお母さんありがとう!日本食中心で育ててくれて。
20年間一人暮らしで自炊をほとんどしなかった私を反省した。
スピリチュアルな世界ではよくグランディングしなさいといわれる。
人間は頭ばかりが使いすぎて意識が上位にばかりに行ってしまい精神が不安定になりがち。
丹田や足元から大地に根を張るように意識を持っていくと精神が安定するとのこと。
確かにそれも一理しあるし、やらないよりやったほうがいい。
しかし、私が最近気づいたのは日本に住んでいながら、輸入食に頼っていて海外のものばかり食べていたら自然と意識は外に向いてしまうのでないのかということ。
水も水道水はまずくて飲めないからとミネラルウォーターも海外のものを飲んでいたら?
私たちが生きていく上で一番大事なものは、水と空気と食糧、そして太陽です。
私が飲んだり食べたりしているモノが私の身体を細胞をつくっている。
だから、その土地の食材を食べずして、いくら意識を丹田や足元に集中してもグランディングなど出来ないのではないだろうか?
今こそ電力や石油のエネルギー問題とともに、一番大事な身体へのエネルギーも見直す時期ではないでしょうか?
下記の動画、文字起こししました。転載自由です。どうぞ、広めてください。
転載開始----------------------------------------------
世界的な食糧不足と価格高騰を「深く憂慮する」と述べた舌の根も乾かぬうちに北海道サミットに集まった各国首脳は18品目の豪華コースを楽しみました。
食糧危機の影もない豪華な晩餐は「大地と海の恵み」と題され、キャビア、ウニ、トリュフなどの豪華な品々のほか欧米から空輸したワインやシャンパンが振舞われました。
豪華な献立には批判が集まり、慈善団体セーブ・ザ・チルドレンは「何百万人が飢えているときに贅沢三昧の晩餐会とはひどい偽善だ」と述べました。
世銀推定では食糧高騰で1億人強が貧困ラインを割る可能性があり、うち3千万人がアフリカです。
穀物価格は2006年の2倍になり上昇の6割は今年に起きています。
30カ国以上で暴動が起こりエチオピアやハイチなど食料を輸入に頼る貧しい国が最も影響を受けています。
フランシス・モア・ラッペ氏は食糧開発政策研究所の共同設立者で著書は16冊に上ります。
「小さな惑星に緑の食卓」は300万部以上を売り上げました。
司会:18品のコース料理をどう思われますか?
「信じがたいというかやっぱりというか、しかも英首相は食糧危機の対策として食べ物のムダに注意しよう」と国民に呼びかけたばかりです。
これは私の人生で出会った最悪の人権危機だと思います。
64歳の私が言うとそれなりに重みがあるでしょう?
この危機はいくらでも回避できます。
どんな生き物でも自分と子孫に食物を与えますが、中でも人類は利口なので食物があれば皆で分け合いここまで進化してきました。
現在のような食糧危機はイデオロギーが本能を打ち負かした結果としか思えません。
「富めば富むほど儲けが多い」
これが唯一の経済のルールだと説く価値体系に私たちは囚われています。
この価値体系への進行に基づいて自由市場を万能薬だとあがめる経済体制が出来上がっていますが、実際には経済における権力の集中を認めているのです。
これが今回の食糧危機の根底です。
強調しておきますが、食料が不足しているわけではないのです。
食糧生産は常に地球人口を上回ってきました。
食糧は豊富なのに、私たちが欠乏を作り出しているのです。
食べ物を分かち合う人類の本能より権力集中型経済の信仰が強いのです。
司会:ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」に書かれた「食糧の自立」とはどういう意味ですか?
「石油の自立」はよく耳にしますね。
肥沃な耕地を燃料用作物に転用されてしまうように、自分の生存に必要なものが他人の支配下にあるような状況では本当に自由といえるでしょうか?
食糧安全保障はあるのでしょうか?
たぶん石油の自立よりも重要なのは食料の自立です。
飢餓の問題に取り組み始めた70年代から指摘してきましたが、権力が明らかに一極に集中している今、自分が食べる食糧を自分で作れない状態はとても不安です。
しかしここ数十年国際機関が推進してきた政策はすべて援助を与える条件として半強制的に途上国から食糧の自立を奪いました。
第3世界の国々は国際市場で高く売れる作物に転換し必要な食糧は輸入せよと奨励されたのです。
その結果が現状の惨状です。
国際価格が急騰すると輸入食糧が買えなくなり人々は飢餓すれすれです。
石油の自立が必要なら食糧の自立も考えるべきです。
これが「食糧主権」という言葉の訴えていることで小農民の国際連合「農民の道」がめざすものです。
司会:今なされるべきことは?
まず全世界の人々が目を覚まし今起きている深刻な人権危機に気づかなくてはなりません。
飢餓人口が倍増し人類全体の4分の1に達するとの推定もあります。
でも、食糧は不足していません。食糧増産では解決しないのです。
確かにアフリカでは増産も重要ですが、それだけではない。
でもG8では生産性の向上ばかりが語られました。
増産が解決策だという神話から目覚めましょう!
世界の人口の8割は格差が広がる社会に住んでおり、生産量がいくら増えても食べ物が買えません。
米国民がまず新政府を選出しなくては、でもそれだけではだめです。
市場とは民主的な政体に組み込まれて初めて機能するという理念を追求していく必要があります。
基準を設けて耕地を燃料生産に転用するような事を防がなければ、国連食糧農業機関によるとすでに1億トンの食糧生産が燃料用に転換されました。
大勢の子どもが餓死しても食糧を燃料にしようなどと一般の市民の集まりではまず言いません。
本来の民主主義を取り戻さなくては。
司会:ラッペさんは新著の中で提案されてますよね。私たちが問題の根源を探り変化を起こすために役立つ『世界を救う8つのアイディア』。その1つが「薄っぺらな民主主義と生きた民主主義」ですね?
民主主義とは富の集中を促す「市場」に選挙で選んだ政府を足しただけの薄っぺらなものではありません。
私が長年書いたり考えてきたことは全て「生きた民主主義」の出現を見つけ出すためでした。
飢餓撲滅の手本は世界中に見つかります。
ブラジルの土地なし農民の運動がよい例です。
彼らは土地の支配を民主化し飢餓撲滅に大きな一歩を刻みました。
30万人以上の世帯を定住させ新しい事業や農場や社会を作り出し、飢餓を撲滅させました。これが生きた民主主義です。
民主主義とは私たちが所有するものではなく参加し行動することだと人々は気づいています。
このような思考枠の転換は世界中で起きていますが、大手メディアで取り上げられないため、ほとんど知られていません。
司会:生きた民主主義をつくる条件を教えてください。
食糧や種子などの物質の付与から権限の付与への枠組みの転換です。
世界の飢餓対策はいまだモノ中心ですが、人々が必要としてるのは食物や道路ではなく権限なのです。
本の中でも、このような思考枠の転換を促すため個々の行動を見直すように呼びかけています。
例えば飢餓の根絶に成功したのは化学肥料や農薬など購入品に依存する生産に切り替えた人々ではなく、自分の知識や手段を使って生産する権限を与えられた人々です。
57カ国1,300万戸の農家を対象とした調査では地元の資源を使う有機農法により大幅な収穫増が可能です。
これが依存を高める方法から自立を高める方法への転換です。
本では読者に問いかけています。
権限の移転は起きているか?
変化は持続的か?
人々のさらなる参加を促しているか?
今後の課題は地球の豊富な資源と調和したコミュニティ作りです。
転載終了----------------------------------------------
※誤字脱字はお許しください
ちょっと古いけど、食糧危機について検索していたらこのニュースにたどり着いた。
当時日本では取り上げられなかったと思うが、英国や米国では報道されていたらしい。
北海道洞爺湖サミットを検索したら、まだHPが残っていて、当時(2008年)の福田首相のメッセージがあった。
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総理メッセージ(サミット開催当時)
こんにちは、世界のみなさん。
日本国総理大臣の福田康夫です。
北海道洞爺湖サミットでは、世界経済、環境問題、アフリカの発展など、我々が直面し、その解決に向け努力すべき課題が話し合われます。
特に地球温暖化は、人類にとって待ったなしの大きな挑戦です。
この問題の解決には、国際社会の一致団結した取組の強化を急がなければなりません。
「クールアース推進構想」はこれに向けた我が国の提案ですが、私はG8サミットの議長として、すべての主要排出国が参加する枠組みづくりや公平な目標設定に責任を持って取り組む決意です。
豊かな自然が溢れる北海道洞爺湖に各国の首脳をお迎えし、より良い世界の実現への展望をひらく、実りある討議ができることを楽しみにしています。
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このメッセージを読んでから、下のニュースを読んでもらうとすごーくバカっぽい。
今の管内閣がどうのこうの言ってる場合ではない。こんな事はずーっと前からあった事だ。
政治家のせいにするのは簡単だ。
いつものように誰かのせいにして、そして他人事にして自分は悪くないと知らなかったと言える。
私は最近、粗食(素食)を始めた。
ダイエットではなく圧力鍋をもらったので雑穀米を自分で炊いてみようと思ったからだ。
ドキドキしながら炊いてみた。感想は本当に美味しかった~!
おかずは豆腐と野菜一品が入った味噌汁と鰯の煮付けと漬物、海苔。
私の中の日本人のDNAが目を覚ましたようだった。そしたら、どんどん日本の食に興味を持ち始めた。
始めてみて気づいたのは、日本に住んでいながら、頭はすっかり欧米化していた自分。。。
こんなに素晴らしい日本の食があったのに、ごめんなさい。気づかなかった。
そしてお母さんありがとう!日本食中心で育ててくれて。
20年間一人暮らしで自炊をほとんどしなかった私を反省した。
スピリチュアルな世界ではよくグランディングしなさいといわれる。
人間は頭ばかりが使いすぎて意識が上位にばかりに行ってしまい精神が不安定になりがち。
丹田や足元から大地に根を張るように意識を持っていくと精神が安定するとのこと。
確かにそれも一理しあるし、やらないよりやったほうがいい。
しかし、私が最近気づいたのは日本に住んでいながら、輸入食に頼っていて海外のものばかり食べていたら自然と意識は外に向いてしまうのでないのかということ。
水も水道水はまずくて飲めないからとミネラルウォーターも海外のものを飲んでいたら?
私たちが生きていく上で一番大事なものは、水と空気と食糧、そして太陽です。
私が飲んだり食べたりしているモノが私の身体を細胞をつくっている。
だから、その土地の食材を食べずして、いくら意識を丹田や足元に集中してもグランディングなど出来ないのではないだろうか?
今こそ電力や石油のエネルギー問題とともに、一番大事な身体へのエネルギーも見直す時期ではないでしょうか?
下記の動画、文字起こししました。転載自由です。どうぞ、広めてください。
転載開始----------------------------------------------
世界的な食糧不足と価格高騰を「深く憂慮する」と述べた舌の根も乾かぬうちに北海道サミットに集まった各国首脳は18品目の豪華コースを楽しみました。
食糧危機の影もない豪華な晩餐は「大地と海の恵み」と題され、キャビア、ウニ、トリュフなどの豪華な品々のほか欧米から空輸したワインやシャンパンが振舞われました。
豪華な献立には批判が集まり、慈善団体セーブ・ザ・チルドレンは「何百万人が飢えているときに贅沢三昧の晩餐会とはひどい偽善だ」と述べました。
世銀推定では食糧高騰で1億人強が貧困ラインを割る可能性があり、うち3千万人がアフリカです。
穀物価格は2006年の2倍になり上昇の6割は今年に起きています。
30カ国以上で暴動が起こりエチオピアやハイチなど食料を輸入に頼る貧しい国が最も影響を受けています。
フランシス・モア・ラッペ氏は食糧開発政策研究所の共同設立者で著書は16冊に上ります。
「小さな惑星に緑の食卓」は300万部以上を売り上げました。
司会:18品のコース料理をどう思われますか?
「信じがたいというかやっぱりというか、しかも英首相は食糧危機の対策として食べ物のムダに注意しよう」と国民に呼びかけたばかりです。
これは私の人生で出会った最悪の人権危機だと思います。
64歳の私が言うとそれなりに重みがあるでしょう?
この危機はいくらでも回避できます。
どんな生き物でも自分と子孫に食物を与えますが、中でも人類は利口なので食物があれば皆で分け合いここまで進化してきました。
現在のような食糧危機はイデオロギーが本能を打ち負かした結果としか思えません。
「富めば富むほど儲けが多い」
これが唯一の経済のルールだと説く価値体系に私たちは囚われています。
この価値体系への進行に基づいて自由市場を万能薬だとあがめる経済体制が出来上がっていますが、実際には経済における権力の集中を認めているのです。
これが今回の食糧危機の根底です。
強調しておきますが、食料が不足しているわけではないのです。
食糧生産は常に地球人口を上回ってきました。
食糧は豊富なのに、私たちが欠乏を作り出しているのです。
食べ物を分かち合う人類の本能より権力集中型経済の信仰が強いのです。
司会:ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」に書かれた「食糧の自立」とはどういう意味ですか?
「石油の自立」はよく耳にしますね。
肥沃な耕地を燃料用作物に転用されてしまうように、自分の生存に必要なものが他人の支配下にあるような状況では本当に自由といえるでしょうか?
食糧安全保障はあるのでしょうか?
たぶん石油の自立よりも重要なのは食料の自立です。
飢餓の問題に取り組み始めた70年代から指摘してきましたが、権力が明らかに一極に集中している今、自分が食べる食糧を自分で作れない状態はとても不安です。
しかしここ数十年国際機関が推進してきた政策はすべて援助を与える条件として半強制的に途上国から食糧の自立を奪いました。
第3世界の国々は国際市場で高く売れる作物に転換し必要な食糧は輸入せよと奨励されたのです。
その結果が現状の惨状です。
国際価格が急騰すると輸入食糧が買えなくなり人々は飢餓すれすれです。
石油の自立が必要なら食糧の自立も考えるべきです。
これが「食糧主権」という言葉の訴えていることで小農民の国際連合「農民の道」がめざすものです。
司会:今なされるべきことは?
まず全世界の人々が目を覚まし今起きている深刻な人権危機に気づかなくてはなりません。
飢餓人口が倍増し人類全体の4分の1に達するとの推定もあります。
でも、食糧は不足していません。食糧増産では解決しないのです。
確かにアフリカでは増産も重要ですが、それだけではない。
でもG8では生産性の向上ばかりが語られました。
増産が解決策だという神話から目覚めましょう!
世界の人口の8割は格差が広がる社会に住んでおり、生産量がいくら増えても食べ物が買えません。
米国民がまず新政府を選出しなくては、でもそれだけではだめです。
市場とは民主的な政体に組み込まれて初めて機能するという理念を追求していく必要があります。
基準を設けて耕地を燃料生産に転用するような事を防がなければ、国連食糧農業機関によるとすでに1億トンの食糧生産が燃料用に転換されました。
大勢の子どもが餓死しても食糧を燃料にしようなどと一般の市民の集まりではまず言いません。
本来の民主主義を取り戻さなくては。
司会:ラッペさんは新著の中で提案されてますよね。私たちが問題の根源を探り変化を起こすために役立つ『世界を救う8つのアイディア』。その1つが「薄っぺらな民主主義と生きた民主主義」ですね?
民主主義とは富の集中を促す「市場」に選挙で選んだ政府を足しただけの薄っぺらなものではありません。
私が長年書いたり考えてきたことは全て「生きた民主主義」の出現を見つけ出すためでした。
飢餓撲滅の手本は世界中に見つかります。
ブラジルの土地なし農民の運動がよい例です。
彼らは土地の支配を民主化し飢餓撲滅に大きな一歩を刻みました。
30万人以上の世帯を定住させ新しい事業や農場や社会を作り出し、飢餓を撲滅させました。これが生きた民主主義です。
民主主義とは私たちが所有するものではなく参加し行動することだと人々は気づいています。
このような思考枠の転換は世界中で起きていますが、大手メディアで取り上げられないため、ほとんど知られていません。
司会:生きた民主主義をつくる条件を教えてください。
食糧や種子などの物質の付与から権限の付与への枠組みの転換です。
世界の飢餓対策はいまだモノ中心ですが、人々が必要としてるのは食物や道路ではなく権限なのです。
本の中でも、このような思考枠の転換を促すため個々の行動を見直すように呼びかけています。
例えば飢餓の根絶に成功したのは化学肥料や農薬など購入品に依存する生産に切り替えた人々ではなく、自分の知識や手段を使って生産する権限を与えられた人々です。
57カ国1,300万戸の農家を対象とした調査では地元の資源を使う有機農法により大幅な収穫増が可能です。
これが依存を高める方法から自立を高める方法への転換です。
本では読者に問いかけています。
権限の移転は起きているか?
変化は持続的か?
人々のさらなる参加を促しているか?
今後の課題は地球の豊富な資源と調和したコミュニティ作りです。
転載終了----------------------------------------------
※誤字脱字はお許しください
2011年06月09日
"死の灰"の放射線 世界初の確認
みなさん、こんばんは!
もうお休みになる時間ですね。
最近、朝は本当に苦手で・・・すみません。
さて今日は内部被爆にかかわる映像のご紹介です。
UPしたかたのコメント⇒2009年6月某日にテレビ放送局のニュースで放送されました。首都圏で放送されています。おそらく全国放送ではないかと。
"死の灰"の放射線 世界初の確認
映像途中に出てきますが、この写真は核爆弾で内部被爆をして残ったプルトニウム。
60年以上たった今も放射線を出し続けています。
細胞核の横から2本認められる。死の灰の成分はプルトニウム。
被爆者の癌患者DNAが傷つく。DNAの異常⇒3キロ以上離れて被爆5人に1人、1.5キロ以内で被爆7人のうち5人となっています。
被爆医師:肥田 舜太郎(ひだ・しゅんたろう).
低線量被曝とぶらぶら病4【1ミリシーベルトでも危険】
ぶらぶら病とはだるくて動けなくなる症状を指したそうです。
1917年広島生まれ。1944年陸軍軍医学校を卒業、軍医少尉として広島陸軍病院に赴任。1945年広島にて被爆。被爆者救援にあたる。全日本民医連理事、埼玉民医連会長などを歴任。現在、全日本民医連顧問、日本被団協原爆被害者中央相談所理事長。自身の被爆体験を原点に、被爆者治療と核廃絶運動に関わり続け、今もなお各地での精力的な講演活動は続いている。著書 『広島の消えた日―被爆軍医の証言』、『内部被曝の脅威 ちくま新書(541)』など。
書き起こし↓(転載自由)
え、みなさん、こんにちわ。私は今ご紹介いただいた、肥田舜太郎という内科の医者です。
94歳ですから、あんまり、確かなように話すことが出来ないかもしれませんが、みなさんに、みんなが教えられていない、広島長崎原爆の本当の被害の中身を、短い時間ですが、簡単に分かるようにお知らせをします。ご承知のように原子爆弾は放射線のエネルギーを元にした爆弾です。今までの日本、世界中の人々が持っていたどんな兵器とも全く違う、放射線というものを燃料に使って爆発させる。ですから、その被害を受けた人は、やけどをしたり強い爆風で吹っ飛ばされたり、する被害の他に放射線が人間の体を色々と壊します。
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もうお休みになる時間ですね。
最近、朝は本当に苦手で・・・すみません。
さて今日は内部被爆にかかわる映像のご紹介です。
UPしたかたのコメント⇒2009年6月某日にテレビ放送局のニュースで放送されました。首都圏で放送されています。おそらく全国放送ではないかと。
"死の灰"の放射線 世界初の確認
映像途中に出てきますが、この写真は核爆弾で内部被爆をして残ったプルトニウム。
60年以上たった今も放射線を出し続けています。
細胞核の横から2本認められる。死の灰の成分はプルトニウム。
被爆者の癌患者DNAが傷つく。DNAの異常⇒3キロ以上離れて被爆5人に1人、1.5キロ以内で被爆7人のうち5人となっています。
被爆医師:肥田 舜太郎(ひだ・しゅんたろう).
低線量被曝とぶらぶら病4【1ミリシーベルトでも危険】
ぶらぶら病とはだるくて動けなくなる症状を指したそうです。
1917年広島生まれ。1944年陸軍軍医学校を卒業、軍医少尉として広島陸軍病院に赴任。1945年広島にて被爆。被爆者救援にあたる。全日本民医連理事、埼玉民医連会長などを歴任。現在、全日本民医連顧問、日本被団協原爆被害者中央相談所理事長。自身の被爆体験を原点に、被爆者治療と核廃絶運動に関わり続け、今もなお各地での精力的な講演活動は続いている。著書 『広島の消えた日―被爆軍医の証言』、『内部被曝の脅威 ちくま新書(541)』など。
書き起こし↓(転載自由)
え、みなさん、こんにちわ。私は今ご紹介いただいた、肥田舜太郎という内科の医者です。
94歳ですから、あんまり、確かなように話すことが出来ないかもしれませんが、みなさんに、みんなが教えられていない、広島長崎原爆の本当の被害の中身を、短い時間ですが、簡単に分かるようにお知らせをします。ご承知のように原子爆弾は放射線のエネルギーを元にした爆弾です。今までの日本、世界中の人々が持っていたどんな兵器とも全く違う、放射線というものを燃料に使って爆発させる。ですから、その被害を受けた人は、やけどをしたり強い爆風で吹っ飛ばされたり、する被害の他に放射線が人間の体を色々と壊します。
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2011年06月05日
お金のついて考える
みなさん、おはようございます!
昨日から今朝にかけてSTARWARS Ⅰを観ました。
今までSFもの苦手だったんですけど克服できたようです。
アナキンの成長が楽しみになりました。
さて、今日ご紹介するのは、学校でも教えてくれなかったお金の成り立ちです。
今の世の中は、私を含め、ほとんど人たちがお金に支配されているといって過言ではありません。
いつから、そうなってしまったんでしょうか?なぜ、そうなってしまったんでしょうか?
私たちは窮地に追い込まれてもなかなか気づかないものです。
そして、基本、決められてことを守っていれば安全だし、お金で苦しいことがあると誰もが自分が悪いと責めてしまいます。
逆にたくさんお金を持っていて裕福な人も、本当にあなたはお金持ちなんでしょうか?
あなたのお金は本当にお金ですか?
お金という根本を知らず、教えられないまま、そして学ぼうとせず、私たちは生きてきました。
今、日本だけをみても「何かがおかしい?変だ?」と思っている人はたくさんいるはずです。
政治家が悪いと思っている方がたくさんいるみたいですが、政治家の影には必ず経済界があります。
経済というと難しそうですが、お金を回しているのはどこでしょうか?
銀行ですよね。
その銀行は、どうやって今のような銀行になったのでしょうか?
結構、大事なことなのに考えもしなかったですよね?
ヒントは・・・・・・・・・・・・・詐欺です。
目線を変えると世の中は面白い!
でも、私たちはずーっとこの暮らしに慣れ親しんできたんですよね。
慣れというのは、時に人を鈍感にさせます。
この動画はよく出来ています。是非、ご覧ください。
「お金の成り立ち1」
「お金の成り立ち2」
「お金の成り立ち3」
『Redemption Song』
ボブが歌っていたことがここに繋がるかも知れません。
今年はさらに世の中に大きな変化がありそうです。
今まで隠されて来たことがどんどん表に出てきそうな感じがします。
その変化を楽しんで泣き笑いして一緒に乗り越えて生きましょう~♪
Yacco
昨日から今朝にかけてSTARWARS Ⅰを観ました。
今までSFもの苦手だったんですけど克服できたようです。
アナキンの成長が楽しみになりました。
さて、今日ご紹介するのは、学校でも教えてくれなかったお金の成り立ちです。
今の世の中は、私を含め、ほとんど人たちがお金に支配されているといって過言ではありません。
いつから、そうなってしまったんでしょうか?なぜ、そうなってしまったんでしょうか?
私たちは窮地に追い込まれてもなかなか気づかないものです。
そして、基本、決められてことを守っていれば安全だし、お金で苦しいことがあると誰もが自分が悪いと責めてしまいます。
逆にたくさんお金を持っていて裕福な人も、本当にあなたはお金持ちなんでしょうか?
あなたのお金は本当にお金ですか?
お金という根本を知らず、教えられないまま、そして学ぼうとせず、私たちは生きてきました。
今、日本だけをみても「何かがおかしい?変だ?」と思っている人はたくさんいるはずです。
政治家が悪いと思っている方がたくさんいるみたいですが、政治家の影には必ず経済界があります。
経済というと難しそうですが、お金を回しているのはどこでしょうか?
銀行ですよね。
その銀行は、どうやって今のような銀行になったのでしょうか?
結構、大事なことなのに考えもしなかったですよね?
ヒントは・・・・・・・・・・・・・詐欺です。
目線を変えると世の中は面白い!
でも、私たちはずーっとこの暮らしに慣れ親しんできたんですよね。
慣れというのは、時に人を鈍感にさせます。
この動画はよく出来ています。是非、ご覧ください。
「お金の成り立ち1」
「お金の成り立ち2」
「お金の成り立ち3」
『Redemption Song』
ボブが歌っていたことがここに繋がるかも知れません。
今年はさらに世の中に大きな変化がありそうです。
今まで隠されて来たことがどんどん表に出てきそうな感じがします。
その変化を楽しんで泣き笑いして一緒に乗り越えて生きましょう~♪
Yacco
2011年06月02日
ジム・キャリー 想念の力について語る
皆さん、おはようございます!
今朝は家のPCで更新しようと思ったのに、結局朝8時に起きてしまい、こうやって会社から更新してます。
「今日は雨ね。恵みの雨だわ~」なんてオシャレに起きたいのですが、昔から雨だといつまでも寝ていたいモードに入るので仕方ない。
昨日の映像を見て、皆さんどう思われたでしょうか?
私たちの意識とは?面白いですよね。
さて、今日はハリウッドの俳優で、コメディー映画「マスク」で一躍メジャーになり、その後シリアスな映画でも評価を得ているジム・キャリー。
私は「マスク」の時、映像があまりにも奇妙でジム・キャリーもあまり好きになれなかったのですが、その後に観た「ブルース・オールマイティ」でファンに。
他にもたくさん作品があるので、ゆっくり鑑賞したいと思っています。
今日は、そのジム・キャリーのインタビューで面白いものがあったのでご紹介。
皆さんはこれを見てどう思われますか?昨日の答えがあるかも知れません。
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今朝は家のPCで更新しようと思ったのに、結局朝8時に起きてしまい、こうやって会社から更新してます。
「今日は雨ね。恵みの雨だわ~」なんてオシャレに起きたいのですが、昔から雨だといつまでも寝ていたいモードに入るので仕方ない。
昨日の映像を見て、皆さんどう思われたでしょうか?
私たちの意識とは?面白いですよね。
さて、今日はハリウッドの俳優で、コメディー映画「マスク」で一躍メジャーになり、その後シリアスな映画でも評価を得ているジム・キャリー。
私は「マスク」の時、映像があまりにも奇妙でジム・キャリーもあまり好きになれなかったのですが、その後に観た「ブルース・オールマイティ」でファンに。
他にもたくさん作品があるので、ゆっくり鑑賞したいと思っています。
今日は、そのジム・キャリーのインタビューで面白いものがあったのでご紹介。
皆さんはこれを見てどう思われますか?昨日の答えがあるかも知れません。
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2011年06月01日
宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅
おはよう!今日からまたブログを再開することにした。
twitterでは伝えきれないことが多く、また毎朝書くことで目覚ましにもなる。
そして、ここでいう目覚ましとは、自分を含めここに訪れてくれた人の世界の見方を少しでも変えてくれるようなものを紹介していけたらと思っています。
事は中立に起っている。
それに意味をつけて泣いたり、笑ったり、怒ったり、悲しんだり、そして喜んだりしながらみんな生きてる。
同じような場面にいてもその人の価値観でもずいぶん変わってしまうようだ。
でも、きっとこの動画を見ると、人間の意識とは何だろう?と思いませんか。
それでは今日も楽しく過ごしましょう!
宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅
twitterでは伝えきれないことが多く、また毎朝書くことで目覚ましにもなる。
そして、ここでいう目覚ましとは、自分を含めここに訪れてくれた人の世界の見方を少しでも変えてくれるようなものを紹介していけたらと思っています。
事は中立に起っている。
それに意味をつけて泣いたり、笑ったり、怒ったり、悲しんだり、そして喜んだりしながらみんな生きてる。
同じような場面にいてもその人の価値観でもずいぶん変わってしまうようだ。
でも、きっとこの動画を見ると、人間の意識とは何だろう?と思いませんか。
それでは今日も楽しく過ごしましょう!
宇宙・人間・素粒子をめぐる大きさの旅